[OSASK 6234] Re: ZDNNの記事

松田です。

恐ろしくオフトピでまことに申し訳ないのですが、

>   僕が抱いてきたビジョンを認める方向に世の中が向かっているような
> 気がして、僕は嬉しいです。

わたしはTRON計画について全く同じ思いを抱いています。

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第111回 4月15日放送予定
「日本発 衝撃のソフト トロンに賭ける(仮)」

携帯電話、デジタルカメラ、カーナビゲーション。日本が世界をリードする多くの製品を動かす基本ソフトがある。トロン。世界で最も使われてい
る基本ソフトの一つである。

 昭和59年、トロンを考案したのは一人の日本人学者だった。東京大学の坂村健。パソコンから家電まであらゆるもの動かせるよう設計した。
「基本ソフトは情報化社会の基盤。空気や水と同じ」と考えた坂村は、トロンの仕様書をなんと全世界のメーカーに無料で公開。たちまち内外14
0社が集まりプロジェクトが結成された。大手メーカーは次々とトロンで動くパソコンを試作。誰でも簡単に使える分かり易さと軽快な動きで評判
となった。

 しかし、平成元年、そこに超大国アメリカが立ちはだかった。日本に対し、小中学校で使うパソコンの規格をトロンに決めるなと迫ってきたので
ある。自動車やVTRで日本に圧倒され巨額の貿易赤字を抱えたアメリカは、輸入制限や報復関税の制裁措置をちらつかせていた。メーカーは次々
とトロン・パソコンから撤退を余儀なくされた。まもなく世界市場を制したのはウィンドウズだった。パソコンの心臓部を握られた日本メーカーの
利益率は低下し、基本ソフトを持たない弱さを痛感させられる。

 窮地に追い込まれたトロン・プロジェクト。しかし、坂村と技術者たちは諦めなかった。「もの作りには自由に改良できる自前の基本ソフトが欠
かせない」と各地で技術者たちに訴え、トロンのバージョン・アップを重ねた。逆境の中で技術立国のもの作りの将来のために闘い続けるメンバー
の情熱は、革命的な新商品との運命的な出会いを呼び込んでいく。

 日本発信の世界的基本ソフト・トロン。育て上げた男たちの執念の逆転劇を描く。

http://www.nhk.or.jp/projectx/yokoku/yokoku.html

とかね。




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