こんにちは、川合です。 sartol0cのtek1展開ルーチンにバグがあったので、それを修正したバ ージョンを作りました。ついでに、自動ディレクトリ作成機能や、 autorun機能をつけてみました。 http://k.hideyosi.com/sartol0d.lzh (23.5KB) 一応MLリリースという形をとっていますが、一般公開扱いしてかまい ません。 アーカイブ生成時のパラメータは何も変わっていませんが、展開時の パラメータは機能が増えました(今までとの互換性もあるので、既に前 の仕様に合わせてバッチファイルを作っていたとしても、それはそのま まつかえます)。 usage>sartol e arcfile basepath align file1 file2 ... usage>sartol d arcfile basepath[/] [autorun] dオプションのとき、basepathの後ろに/をつけられるようになりまし た。/がなければ今までどおりの動作ですが、/があると、basepathの場 所にアーカイブファイルのファイル名の名前でディレクトリを作り、そ この中に展開してくれます(厳密には一番最後の拡張子を取った名前に なる。例:abc.sar→abc、abc.sar.tk→abc.sar)。 またbasepathは、今は存在していないディレクトリを含んでいてもい いことになりました。展開作業時に自動で必要に応じてディレクトリを 作ります。 さらにbasepathに、「..@arcpath」という特別な名前のパスを指定す ることもできます。これは、展開しているsarファイルがおいてあるパ スに展開することを意味します。/と組み合わせて、「..@arcpath/」も OKです。 autorunパラメータはオプションで、これを指定すると展開直後に展 開したディレクトリをパラメータとして、アプリケーションを実行でき ます。まあたいていは、explorerと組み合わせることになるでしょう。 これにより、展開したらディレクトリが自動で開かれるという、Lhasa っぽいことができます。dirを使うこともできます。 たぶん、あっきぃさんの「えんやこらsar」と組み合わせると便利に 使えるでしょう。「えんやこらsar」には遠く及びませんが、バッチ ファイルで作った代用品もどきの「dsar.bat」を作りましたので、それ も一緒に入れてあります。sartol.exeの使い方の参考にしてください。 dsarの使い方は、アーカイブの中のreadme.txtを見てください。 いつになるかはわかりませんが、次のバージョンアップではディレク トリ情報付きのアーカイブのサポートを入れたいです(そもそもそのた めの布石としてディレクトリの自動生成を入れているつもりです)。 さらに先のバージョンでは、ファイルの属性や日時などの情報もちゃ んと扱えるようにしたいです。 今回のバージョンアップで、sartol.exeは1.0KB増えて、6.5KBにな ってしまいました。ちょっと残念ですが、それなりには便利になったの で、そう悪くはないのかもしれません。 それでは。 -- 川合 秀実(KAWAI Hidemi) OSASK計画代表 / システム設計開発担当 E-mail:kawai !Atmark! osask.jp Homepage http://osask.jp/