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[OSASK 1240] Re: ieatta2.



  こんばんは、川合です。


Koyanagi Masaaki さんは 2000/11/06 22:01:27 の「[OSASK 1237] Re:
 ieatta2.」で書きました:

>知識が無いので感覚で言いますが、VMware においては、countup の
>レジスタカウントする部分の(本当のPC上で実行する場合と比較して)
>オーバーヘッドはかなり小さく、逆にタイマーシグナルによって呼び出される
>画面描画は、I/Oウエイトが二重にあるために、countup2の方が
>countup1に比べて BUSYな状態時間が長いのではないでしょうか?

  このご意見の前半部分はよく理解できます。すなわち、

・countupのレジスタカウントのオーバーヘッドはかなり小さい。
・画面描画は、オーバーヘッドが大きい。

この2つには異議はありません。

  しかし、

・countup2の方がcountup1よりもBUSYな状態が長い。

というのは理解できません。逆だとわかるのですが・・・。僕の理解で
は、

・countup1は1秒間に100回も画面描画する。
・countup2は1秒間にたったの1回しか画面描画しない。

ということなので、オーバーヘッドという観点では、

・countup1はオーバーヘッドがたくさんある。
・countup2はオーバーヘッドがあまりない。

ということにはならないのでしょうか?

>#昔、FM-7のトレーサ&ディスアセンブラの実装で、Virtual Machineを作って
>#その上で全てで監視しながらトレースするのではなく、危険な命令のみを
>#トラップしその他はそのまま本物のCPUに実行させるという方法を
>#使用していたものがありましたが、私の中ではイメージ的に少し似ています。

  ああ、それ僕も覚えています。なつかしい・・・。


  それでは。

--
    川合 秀実(KAWAI Hidemi)
川合堂社長 / OSASK計画総指揮 / カーネル開発班
E-mail:kawai !Atmark! imasy.or.jp
Homepage http://www.imasy.or.jp/~kawai/