[Subject Prev][Subject Next][Thread Prev][Thread Next][Subject Index][Thread Index]

[OSASK 1415] Re: アクティブウィンドウの高速切替.



  こんにちは、川合です。


Koyanagi Masaaki さんは 2001/01/26 22:58:55 の「[OSASK 1393] ア
クティブウィンドウの高速切替(Re: atropos0.)」で書きました:

>このバグ修正を試してみるのを忘れていました。
>atropos1(640x480only) を VMware上で動かして、
>countup2 を立ち上げて、F9で高速に切り換えを行いましたが、
>ちゃんと順に切り換わります。アクティブにできないウインドウになる
>ことはありませんでした。

  ご報告ありがとうございます。

>おもしろいなと思ったのは、
>countup2.bin
>cntupc1.bin
>s_world.bin
>を起動して、F9で高速切り換えを行うと
>INT 0x03 Break Point
>CS:EIP = 00C7:00000A0F
>でcntupc1のみが止まって他のアプリが動き続けている状態になったことです。
>http://homepage1.nifty.com/dreaming/osask/break.png
>アクティブウインドウ切り換えも、pokon07 の操作もできませんが、
>s_world, countup2 とも表示は更新し続けていますし、s_world の
>音楽も鳴っています。
>cntupc1の替わりにcountup1を使っても同じことが起こりました。

  そうなのです。各タスクは完全に独立しているために、1つや2つの
タスクがおかしくなっても関係ないタスクはへっちゃらなのです。

  pokon07が止まってしまったのは、winman0のせいです。おそらく、wi
nman0はcountup1にシグナルを送って、その返答を待っている状態で止
まってしまったのです。pokon07はwinman0からのシグナルを待っている
状態なんでしょう。

  ですから、エラー表示をウィンドウでするようにして画面の破壊を避
け、さらにwinman0の返答に応じないタスクに対する処理を書き加えれ
ば、アプリが止まってもまったく動じない強いシステムになります。

  ・・・これをOSASK/AT ver.1.0の目標にしようかなあ。2月は、オー
プンソースまつりの準備の関係で開発時間があまり取れそうにないから
ファイルシステムの構築には時間が足りないかもしれないし・・・。う
ーん、でも、ファイルシステムはかなり先延ばししちゃったしなあ・・
・。


  それでは。

--
    川合 秀実(KAWAI Hidemi)
川合堂社長 / OSASK計画総指揮 / カーネル開発班
E-mail:kawai !Atmark! imasy.or.jp
Homepage http://www.imasy.or.jp/~kawai/