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[OSASK 3284] Re: キーバインド.
こんばんは、川合です。
I.Tak. さんは 2002/02/22 21:47:30 の「[OSASK 3283] Re: キーバイ
ンド.」で書きました:
>>1.winman0のソースを書き換える方法
>>2.設定部分のみを独立させ、別ファイルにする方法
>>3.設定部分のみを独立させ、別モジュールにする方法
> Linuxでは、カーネルリメイクができるのはもちろん、loadkeysなり
>Xmodmapなりですぐにキーマップを変更できます。このように複数の
>選択肢があると便利です。ヘビユーザには前者が、ライトユーザには
>後者が好まれます。多分。
> つまり、デフォルトを自分で変えることも後乗せサクサクもどちらも
>できるように1と2、ということです。
> またこの場合、メイクに使う設定ファイルと後乗せの設定ファイルが同じ
>であるとかなーり便利になります。
それはもちろんです。それこそ最終形態なのですし。
多分最終形態では、2.と3.になるでしょう(2.を採用する時に
winman0のソースからデフォルトキーマップに関する記述をなくすため
、1.の選択肢がなくなります)。
最終形態では、基本的に全てが外部ファイルから持ってくるような感じ
になります。内部モジュールと外部ファイルの区別がなくなって、ブート
イメージは単なるアーカイブみたいなものになります。アーカイブ内に該
当するファイルがあれば起動時にそれを使いますし、なければファイルか
ら読みます。それだけです。
頻繁にシステム(設定やドライバーなど)を入れ替える人は、このアー
カイブはほとんど空っぽにしておくでしょう。・・・また、滅多に変えな
い人は、その時の構成をごっそりとブートイメージに入れてしまいます。
・・・このブートイメージ内にアプリケーションを入れることもできます
。入れておくと起動時にロードされるので、起動直後にそのアプリを瞬時
に起動できるようになります。
結局、これはカーネルリメイクではないわけです。ただのアーカイブ作
成です。このアーカイブは単に起動時間を短縮するためだけの手段で、起
動が遅くても構わないなら、わざわざやる必要はありません。全部、ばら
ばらのファイルにしておきましょう。・・・アーカイブ化でしかないとい
うことは、決して特別な作業ではないということです。
今のOSALINK0.EXEがやっていることは、基本的にこのアーカイブ化なの
です。今はこのアーカイブ化が必須になっているので(ブートルーチンが
手抜きのせいです、もちろん)、ときどき誤解を招いているようですが。
> 最終形態になっても、エミュレータである以上は実行中にキーマップを
>変更することを考えるべきでしょう。
当然です。さらに、キーマップは全体的に変更できるだけではなく、
タスクごとに切り替えられます(そういう設定をシェルでどうやってや
るかは考えていませんが、カーネルやAPIは既にそういうことができる
ようになっています)。そんなのは当たり前です。
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僕の書き方が悪くて誤解されているようです。僕が悩んでいるのは、
当座の方針なんです。僕としてはHDD起動ができるようになるまでは、
OSASK.EXE外にモジュールを置くという形式をサポートしたくないんで
す(単に面倒なので。それに遅くなりますし)。だから、外部ファイル
にしてもいいですが、その場合は外部ファイルのみのサポートになりま
す。
HDD起動をサポートできるようになったら、アーカイブ内に無い物は
外部からという風にするつもりです(もちろんそのときはFDD起動でも
この機能が使えます)。
・・・で、話を元に戻しますが、暫定としては1.〜3.のうちのど
れかだけにしたいわけです。手間を増やしたくないので。
で、どうしましょうか?
> あと、英語キーボードのキーバインドなら、英語のMS-DOSで確認できますよ。
これについては、[OSASK 3278]のおかげで解決したので、もう大丈夫
です。
それでは。
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川合 秀実(KAWAI Hidemi)
川合堂社長 / OSASK計画総指揮 / カーネル開発班
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/