[OSASK 4083] BOARD: 実装時間のコスト (Re: OSASK の性能)

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2002/07/17 23:01
小柳 雅明

  「実装時間のコスト」に関するとらえ方が川合さんと
他の方でかなり違うのではないですか?

>  じゃあ、元のOSがよほど無駄なことをしているんでしょう。少なくとも僕は常
>々そう感じでいます。WinやLinuxに無駄がなかったら、なんで今のOSASKはあん
>なに小さいんですか?機能が少ないからですか?何の機能が少なくて、それらを
>追加したらどれだけ増えると見積もられているんですか???

機能そのものの実装時間と機能自体の性能、AP作成者のAP作成効率などを
トレードオフにかけた結果、川合さんが最重要視している無駄や
性能低下が MS-Windows や Linux に生じているのでしょう。
特にITビジネスの世界では早く実物を出さないと意味がありません。
実装時間を最優先にしたため設計が悪くなり、後々の機能拡張で性能
が低下したり、バイナリサイズが大きくなったりするのは、私も仕事で
経験しています。

また、あるタスクをしたい場合に、それに実際にかかる時間は、
その機能が実装される時間+その機能そのものがかかる時間
であって、実装されるまでの時間を重視する人が一般には多い
と思います。


>  それにOSASKが使いやすくならないだろうという根拠は何なのでしょうか?ぼ
>やきページの「OSASKの設計の要約」はご覧になりましたか?これを読んでも、
>今までより使いやすくなるとは思えませんでしたか?

・観点 A は優先し、高い目標Hを定め達成する
・観点 B は妥協し、ある程度の目標値Lを達成できれば良しとする
・上記 A, B を時間 H で開発する
・上の開発を繰り返す

というのがぽけっとさんの取捨選択/優先度の話です。
時間や新たな観点を重視し続ければ、観点B はずっと
重視されずに、切り捨てられているように見えることもあります。


川合さんは、

・観点 A は高い目標H1を定め最終生成物において達成する
・観点 B は高い目標H2を定め最終生成物において達成する
・最終生成物 を生成できるまで時間をかける

という点から答えているので、議論がすれ違っています。
川合さんは時間のコストを考えて妥協する考え方があることは
分かりますよね。賛成はできないと思いますが。

 OSASK は最終的な形は決めていて、そこに向かって(回り道はするが)
突き進む開発方針という理解で合っていますか?
Windows や Linux は最終ゴールを考えずに、方向を模索しながら
、あるリリースから次のリリースへの優先開発項目を決定して
進んでいるように私は感じます。

>ださい。回り道になるなんて、とっくに知っていたこともわかるでしょう。

「たとえ実現できるとしても、遠大な時間がかかるだろう(川合さんが
知らないことも多いし)、それなのに声高にできると主張されると
(自分にも)それを欲する気持ちがあるから欲求不満になっていらいらする」
と感じる人はかなりいるのではないかと思います。

  私は私の楽しみ方をしていますが。

#この投稿に約 3時間のコストをかけましたが満足のいく文章が
#書けませんでした。私は現時点ではこの文章が限界です。


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