このメールは、OSASK伝言板に書き込まれた内容です。 この書き込みに返事を書く場合は、下のURLから書き込みを行なって下さい http://www.imasy.org/~mone/osask/index.cgi?REFER=3d35789b_2690 2002/07/17 23:01 小柳 雅明 「実装時間のコスト」に関するとらえ方が川合さんと 他の方でかなり違うのではないですか? > じゃあ、元のOSがよほど無駄なことをしているんでしょう。少なくとも僕は常 >々そう感じでいます。WinやLinuxに無駄がなかったら、なんで今のOSASKはあん >なに小さいんですか?機能が少ないからですか?何の機能が少なくて、それらを >追加したらどれだけ増えると見積もられているんですか??? 機能そのものの実装時間と機能自体の性能、AP作成者のAP作成効率などを トレードオフにかけた結果、川合さんが最重要視している無駄や 性能低下が MS-Windows や Linux に生じているのでしょう。 特にITビジネスの世界では早く実物を出さないと意味がありません。 実装時間を最優先にしたため設計が悪くなり、後々の機能拡張で性能 が低下したり、バイナリサイズが大きくなったりするのは、私も仕事で 経験しています。 また、あるタスクをしたい場合に、それに実際にかかる時間は、 その機能が実装される時間+その機能そのものがかかる時間 であって、実装されるまでの時間を重視する人が一般には多い と思います。 > それにOSASKが使いやすくならないだろうという根拠は何なのでしょうか?ぼ >やきページの「OSASKの設計の要約」はご覧になりましたか?これを読んでも、 >今までより使いやすくなるとは思えませんでしたか? ・観点 A は優先し、高い目標Hを定め達成する ・観点 B は妥協し、ある程度の目標値Lを達成できれば良しとする ・上記 A, B を時間 H で開発する ・上の開発を繰り返す というのがぽけっとさんの取捨選択/優先度の話です。 時間や新たな観点を重視し続ければ、観点B はずっと 重視されずに、切り捨てられているように見えることもあります。 川合さんは、 ・観点 A は高い目標H1を定め最終生成物において達成する ・観点 B は高い目標H2を定め最終生成物において達成する ・最終生成物 を生成できるまで時間をかける という点から答えているので、議論がすれ違っています。 川合さんは時間のコストを考えて妥協する考え方があることは 分かりますよね。賛成はできないと思いますが。 OSASK は最終的な形は決めていて、そこに向かって(回り道はするが) 突き進む開発方針という理解で合っていますか? Windows や Linux は最終ゴールを考えずに、方向を模索しながら 、あるリリースから次のリリースへの優先開発項目を決定して 進んでいるように私は感じます。 >ださい。回り道になるなんて、とっくに知っていたこともわかるでしょう。 「たとえ実現できるとしても、遠大な時間がかかるだろう(川合さんが 知らないことも多いし)、それなのに声高にできると主張されると (自分にも)それを欲する気持ちがあるから欲求不満になっていらいらする」 と感じる人はかなりいるのではないかと思います。 私は私の楽しみ方をしていますが。 #この投稿に約 3時間のコストをかけましたが満足のいく文章が #書けませんでした。私は現時点ではこの文章が限界です。