このメールは、OSASK伝言板に書き込まれた内容です。 この書き込みに返事を書く場合は、下のURLから書き込みを行なって下さい http://www.imasy.org/~mone/osask/index.cgi?REFER=3d455e0b_439d 2002/07/30 00:23 川合秀実 [OSASK 4149]へのレスです。 >私は古い世代のパソコンを長い間使っていたので、 >ちょっとしたファイルサイズの差が気になったりします。 >ところで、実行ファイルを縮めるとなると、 >UPXが有名ですが、 >このような既存のツールをAPIとして実装しなおすのもいいなぁ、 >と思ったりします。 >ライセンスが気に入らないから使わないんですかね? APIに入れるかどうかは、以下の点を重視します。 ・性能はいいか ・十分な汎用性があるか ・ライセンスに引っかからないか 汎用性がなくても、JPEGの解凍ルーチンなどでしたら、APIにいれてもいいと は思います(非常に普及していますから)。zipやlzhもいいと思います。僕はUP Xを知らないのですが、そういうものはDLLにした方がいいと僕は思います。無節 操にAPIに入れていくのはOSの無意味な肥大化の原因になるので強く反対いたし ます。 OSASKでは実行ファイルを縮めるからといってなんら特別なアルゴリズムが必 要になったりはしません。tek0は汎用アルゴリズムで、たいていのものはそれな りに縮みます(逆に言うとそれなりにしか縮みませんが)。 しかし有名ではなくても、性能が圧倒的に良ければもちろんAPI化します。tek 0は性能がいいです。ここでいう性能とは、「圧縮率」「解凍速度」「解凍ルー チンのコンパクトさ」のバランスに優れているもののことです。tek0は圧縮率は まあまあどまりですが、解凍ルーチンは数百バイトで解凍速度にも問題はありま せん。もしトップクラスの圧縮率なら解凍ルーチンが数KBでもOKだと思います。 UPXというのはそれほど性能がいいものなんでしょうか?ご存知の方がおられ ましたら教えてください。少なくともtek0にはコンスタントに勝ってほしいです 。