[OSASK 4165] ネイティブアセンブラニーズ調査.

  こんにちは、川合です。

  実は、ちょっとしたアイデアがあるので、それを説明します。

  自分が作ったプログラムを見渡してみると、NASKやnaskcnvやbim2bin
などがあるわけですが、これをOSASKに移植したらどうだろうと、ふと
思いました。

  仕組みはこんな感じです。設定ファイルに、入力ファイル名や中間フ
ァイル名や最終ファイル名を書いておいて(もしくはselectと書けば、
ダイアログが出る)、"naskg00"を起動します。そうすると自動でnaskc
nv→NASK→bim2binの順序で処理が進んで、結果が出ます。まあ、簡易m
akeとNASKやnaskcnvやbim2binが統合されたようなものだと思ってくだ
さい。

  予定工期は1週間で、naskg00.binの予定サイズは30KBです。実際それ
ぞれのツールはOSASKに移植するときのことを考えて作ってあるので、
時間は1週間で足りると思います(暑さでぐったりしなければ)。

  これがあればOSASKはついにネイティブ開発環境を持つことになりま
す。エディタで書いて、すぐにアセンブルできるわけですから。ただ問
題は、NASKか準386|ASMでしかないということです(naskcnvを使うかス
ルーするか選べますので)。ASKAでもCでもNASMでもありません。結局
需要はないかもしれません。

  しかしながら、これがあればASKAをOSASKに移植しようという気運も
出てくるかもしれません。だってASKAさえあれば、ASKAとnaskg00を使
うことで、ASKAソースがコンパイルできるようになりますから。・・
・と思ったんですが、よく考えてみるとプリプロセッサも無いんです
ね・・・。うーん、ASKAへの道は遠い・・・。

  naskg00はもちろんコンソールアプリではありません。コンソールAPI
の整備を待たずに作成できます。これはつまり、gccの移植の着工を今
から始めてもいいということでもあります。設定ファイルでコマンドラ
インオプションや入力ファイル名を得ればいいわけですから。その際の
「モデル」としてnaskg00は役に立つでしょう。

  もちろんコンソールは予定通り98版OSASKの直後に作ります。これは
コンソール以外の問題の解決を今から始めようという呼び掛けでしかあ
りません。

  僕としてはこのような気運の上昇に役立つか、もしくはOSASK上でNAS
Kを使いたいという人がいるなら、naskg00を作ろうと思っているのです
が、どうでしょうか?

  まずはみなさんのご意見を聞かせてください。否定的な見解が多けれ
ば1週間といえどももったいないので、この計画は実施しないことにし
ます。また、肯定的な意見がたくさんあっても、いつから着工するかは
また考えなくてはいけません。まあ、8月か9月くらいですが。

  それでは。

--
    川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/


ML番号でジャンプ
ML単語検索