こんにちは、川合です。 実は、ちょっとしたアイデアがあるので、それを説明します。 自分が作ったプログラムを見渡してみると、NASKやnaskcnvやbim2bin などがあるわけですが、これをOSASKに移植したらどうだろうと、ふと 思いました。 仕組みはこんな感じです。設定ファイルに、入力ファイル名や中間フ ァイル名や最終ファイル名を書いておいて(もしくはselectと書けば、 ダイアログが出る)、"naskg00"を起動します。そうすると自動でnaskc nv→NASK→bim2binの順序で処理が進んで、結果が出ます。まあ、簡易m akeとNASKやnaskcnvやbim2binが統合されたようなものだと思ってくだ さい。 予定工期は1週間で、naskg00.binの予定サイズは30KBです。実際それ ぞれのツールはOSASKに移植するときのことを考えて作ってあるので、 時間は1週間で足りると思います(暑さでぐったりしなければ)。 これがあればOSASKはついにネイティブ開発環境を持つことになりま す。エディタで書いて、すぐにアセンブルできるわけですから。ただ問 題は、NASKか準386|ASMでしかないということです(naskcnvを使うかス ルーするか選べますので)。ASKAでもCでもNASMでもありません。結局 需要はないかもしれません。 しかしながら、これがあればASKAをOSASKに移植しようという気運も 出てくるかもしれません。だってASKAさえあれば、ASKAとnaskg00を使 うことで、ASKAソースがコンパイルできるようになりますから。・・ ・と思ったんですが、よく考えてみるとプリプロセッサも無いんです ね・・・。うーん、ASKAへの道は遠い・・・。 naskg00はもちろんコンソールアプリではありません。コンソールAPI の整備を待たずに作成できます。これはつまり、gccの移植の着工を今 から始めてもいいということでもあります。設定ファイルでコマンドラ インオプションや入力ファイル名を得ればいいわけですから。その際の 「モデル」としてnaskg00は役に立つでしょう。 もちろんコンソールは予定通り98版OSASKの直後に作ります。これは コンソール以外の問題の解決を今から始めようという呼び掛けでしかあ りません。 僕としてはこのような気運の上昇に役立つか、もしくはOSASK上でNAS Kを使いたいという人がいるなら、naskg00を作ろうと思っているのです が、どうでしょうか? まずはみなさんのご意見を聞かせてください。否定的な見解が多けれ ば1週間といえどももったいないので、この計画は実施しないことにし ます。また、肯定的な意見がたくさんあっても、いつから着工するかは また考えなくてはいけません。まあ、8月か9月くらいですが。 それでは。 -- 川合 秀実(KAWAI Hidemi) OSASK計画代表 / システム設計開発担当 E-mail:kawai !Atmark! imasy.org Homepage http://www.imasy.org/~kawai/