こんにちは、川合です。 Chiaki さんは 2002/10/17 10:58:45 の「[OSASK 5165] Re: Canvas v 0.3」で書きました: >OS/2でテンプレートからオブジェクトをドラッグするだけで >テキストファイルやらビットマップやら登録されているオブジェクトが >作成できるのと同じですね?懐古主義といいますか新規作成は欲しいって >思ってました(笑) いやいや、OS/2を持ちだすまでもなく、Windowsのエクスプローラ内 で右クリックして、「新規作成」→「ビットマップイメージ」なんて選 んでいくのだって同じことだと思います。多分OS/2やTRONのやり方のほ うが使いやすいんだと思います。その辺をどうするかは、シェルで解決 することですね。 >正直な気持ちをいいますとフロッピーとかリムーバブブルメディアが >入ってなくても書きこめる仕様はあまりすきじゃありません。 >すぐ戻って来たりなんかしたら本当に書いたの?って疑っちゃいます。 >逆に時間かかってもガリガリやってくれた方が安心感あります(笑) そういう人もいると思っていました。そういう人は、「入っていない 時は書き戻すな、エラーにしろ」と設定してください。そういう設定を 可能にするつもりですから(というか初心者の混乱を防ぐために、デフ ォルトではメディアがドライブに入っているときしか書き込めません) 。というか、設定しなくても書き戻し状況リストみたいなものはいつで も呼び出せるようにしたいです。どのファイルが書き戻し待機中で、何 パーセント完了しているとか、そういうのが分からないと気持ち悪いじ ゃないですか。 >ふと思ったのですがメモリとディスクの区別をなくした辺りはIBMの >オフコン、AS/400っぽいですよね?(詳しくは知らないんですが。) それはよく言われる意見なのですが、僕もAS/400をよく知らないので ノーコメントです。ごめんなさい。 >そして、シェルの目指すところはOS/2のWPSもしくは同じくIBMのからんだ >OpenDocみたいなオブジェクト指向?。さらにエミュレータで各種OS、 シェルのオブジェクト指向というのは、今はどこでもやっているみた いなので多分珍しくないでしょう。OSASKのシェルなんて何種類もある べきだと思うので、好きなのを選んで使ってください。もちろんバリエ ーションが揃うのははるかかなたの未来の話かもしれませんが。 >各種CPUのアプリがシームレスに動作・・・これってかつてIBMが >PowerPCでやろうとしていたWorkplace OSなのでは〜 >あるいはタリジェントとか。OSASKというか川合さんの頭の中は >IBMの研究所の先生と同じかそれ以上に壮大なのかも(笑) >細かい仕様だけ聞いているとちょっと自分が求めているものとは >違うように感じるところが多かったのですが本当は自分の求めている >そのものずばりなのかもしれませんなぁ >応援してます。ぜひ実用レベルのものに仕上げてください(^^)/~~ まあ壮大だっていうのは、そのとおりだと思います。そうなったらい いと思うんですが・・・。すぐに全部ができるとは思っていません。で きるところから少しずつ着実に作って、僕の環境が少しずつ改善してい けばそれでいいです。そして同じ理想を持っている人がもしいたら、そ の人もいっしょに便利になる、と。 まさか全面的に賛成なんて言う人はあまりいないでしょうから(僕の 好みは偏っていますし)、気に入らない部分は気に入るように各自が改 造して、いっぱいバリエーションができて、でもアプリはAPIブリッジ やエミュレーションのおかげで互換がとれていれば、うん、それこそ僕 の本望です。 完成させようと思って先を考えるとうんざりします。だからそういう 風に考えるのはとりあえずやめましょう。千里の道も一歩からです。 代表の僕がこんな事を言っちゃいけないのかもしれませんが、完成す るなんてあてにしちゃいけません。完成を目指して一歩一歩進んでいく ことは保証できますが、最終的に僕の存命中に完成するという保証はま だありません。見込みすら立てられません。未完成を未完成なりに楽し めれば、OSASKはとても楽しいと思うので、おすすめです。 まああと3〜4年もすれば、メールとかwebブラウズくらいはできるよ うになって、僕もWin95をほとんど使わなくなると思います。このよう に、完成にほど遠い状態でも、使おうと思えば使えないことはないわけ です。現時点でも活用している人も少しはいるみたいです。その人たち は僕より偉いです。足を向けて寝られません。 OSASKに関わっている人はいろいろいると思われますが、OSASKの完成 を願いつつ、OSASKに関わることで知識や技術を磨いてほしいです。そ うすればもしOSASK計画が挫折しても、その人たちには知識と技術が残 りますから。 ・・・なんだかお返事を書いているのか演説しているのか分からなく なってしまいました。すみません。 それでは。 -- 川合 秀実(KAWAI Hidemi) OSASK計画代表 / システム設計開発担当 E-mail:kawai !Atmark! imasy.org Homepage http://www.imasy.org/~kawai/