[OSASK 5734] 方針微少修正.

  こんばんは、川合です。

  予定通りIPAの成果報告発表会に出席して、例によってshibai0+Libr
etto50でプレゼンテーションをやりました。発表そのものはまあまあの
できなんですが、そこでちょっと「OSASKスタイル」に関して熱っぽく
言及したのですが、あっさり無視されました。

  これが実にくやしかったのであります。・・・なんでい、みんなOSを
含む環境全てがCFに入ってしまう楽しさが想像できないのか?くう、じ
ゃあ、僕がぱぱっとつくってあっという間に大人気になって、見返して
やるぞー。CF-BOOTシステムはOSASKよりもはるかに簡単だし、OSASK以
外のたくさんのOSに応用できるんだぞー。

  ということで、CF-BOOTシステムのver.0.0を4月上旬までに作ります
。当然ver.0.0なので、当初の予定の全てをカバーしているわけではあ
りません。CF-BOOTシステムについては[OSASK 5669]をご覧ください。

  対応機種:とりあえずAT互換機のみ
  ブート対応デバイス:標準FDD、標準ATAデバイス(含むHDD化CF)
  対応OS:OSASK、FreeDOS、Linux(どのディストリビュージョンを対
          象にするかは未定)、時間があれば超漢字
  備考:BIOSの書き換えはもちろん不要。
        ブートセレクタとの共存も可能。
        サーチ対象ドライブにOSのあるメディアを入れなければ、普
          通にWindowsを起動する機能はあり。

  PCMCIAのCFやSCSIのデバイスやUSBデバイスやネットワークドライブ
やATAPIデバイスや、TOWNS版やNEC98版は、時間がないので後回しです
。また上記OS以外については、同時に公開される資料を元に、各自がブ
ートセクタを書きましょう。協力を要請してもらえれば、手伝うことも
します。

  これができてひとりあえず僕の気が済んだら、予定通りOSASK本体の
開発に戻り、HDDなどのサポートをやって、その後にネットワークサポ
ートに取り掛かります。

  ・・・えー、OSASK本体の開発がおくれるじゃーん!こんなのやだよ
う、と思う人は少なくないと思いますが、これはOSASKユーザだけでは
なく、FreeDOSユーザ、Linuxユーザ、そして超漢字ユーザにとってもプ
ラスなのです。ちょっとしたことでみんながハッピーになってくれるか
もしれないので、申し訳ありませんが我慢してください。

  遅れは1ヶ月〜2ヶ月程度で収まると思われます。ただし、これが大反
響をよんでしまい、その上僕が作るのが楽しくてしょうがないという状
態になってしまった場合は、もうちょっと前進させてからOSASK本体に
戻る可能性もあります。

  不明な点があれば、どしどしご質問ください。初歩的な質問なども受
け付けます。


  それでは。

--
    川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/



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