[OSASK 6042] John1.

  こんばんは、川合です。

  John1をベータリリースします。これにバグがなければOSASK ver.3.6
になる予定です。

・拡張子JPGがkjpegls.binに関連づけ
・新しいAPIを追加。このAPIで、現在の状況でどこまで大きなウィンド
  ウを作っていいかの、目安が得られる(kjpegls1はこれを利用してい
  る)。

  追加APIについて補足しておきます。ぐいぐい00仕様では、原則とし
て、好きなサイズのウィンドウを好きなときに勝手に開いていいことに
なっています。どんなウィンドウに対しても、シェルがどうするかを決
めます。実際の画面の広さとか、表示される解像度の広さとか、そうい
うのは関係ありません。

  実際問題として現状では、その時の解像度以上の大きさで開こうとす
るとあっさりとOSが落ちてしまうわけで、これはよろしくありません。
またユーザとしても画面サイズにある程度考慮してくれるアプリがあれ
ば、それはそれで使いやすいかもしれません。ということで、そういう
目安を取得するためのAPIを作ったわけです。

  この目安は実際の画面のサイズとは何の相関もなく独立して設定でき
るので(もっとも今はできませんが)、アプリはこの目安に常に注意を
払わなければいけないということではありません。この情報を利用した
いときに利用してください。将来的には、ユーザがこの情報をわざと実
画面の半分に設定したりして、個々のウィンドウが大きくなるのを阻止
したりするかもしれません。

  今のところ、僕はkjpeglsとteditcでウィンドウサイズを変更すると
きにこのAPIを使おうと思っています(これより大きくならないように
する)。

  最大でも800x600程度のサイズにしかならないアプリの場合は、こん
なAPIを気にすることなく、好き勝手にウィンドウサイズを変更してい
いと僕は思います。

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  ついでにkjpegls1.binもベータリリースです。ウィンドウが可変サイ
ズになり1600x1200まで対応しました。詳しいことはreadme.txtを読ん
でください。

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  OSASK ver.3.6は5/5ごろに一般公開の予定で、5/3にソースと「最後
に」コメントを出します。

  それでは。

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    川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/



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