ちあきです。 ご無沙汰になってしまいました。 mone !Atmark! imasy.org wrote: > このメールは、OSASK伝言板に書き込まれた内容です。 掲示板ではなくMLにて失礼します。 > >現行の一般的なOSではメモリ、ファイルといった2つのレベルの > >記憶階層があり、メモリレスアーキテクチャではメモリの記 > >憶階層が透過になり、開発者はファイルシステムのみ意識すれば > >よいということになります。このよ、な構成法を一般的には > >単一レベル記憶といいます。特に一般的な呼称にする必要な : > 「単一レベル記憶」という語がどれほど一般的なのかを調べてみましたが、僕 > が検索した範囲では、IBMのAS/400の記憶管理アーキテクチャを直接指している > ようでした。そしてAS/400における「単一レベル記憶」を調ラれば調べるほど、 > これは単にAS/400におけるメモリマップトアクセスの実装名なのではないかと思 > えてきます。 : > AS/400では単一のスワップファイルが存在しないのでしょうか?メモリレスア 私がこのMLに参加させてもらって最初に Inside AS/400 のことを投稿したかと 思います。 (inside AS/400 > http://www-6.ibm.com/jp/as400/inside400/ ) 私自身AS/400を触ったことはないのですがOSASKと似ていると感じたためです。 ただ、私の解釈ではAS/400は「メモリが見えないのではなく、ディスクが見えな い」です。 ファイルという概念もなく、すべてオブジェクトだったと思います。 ObjectSTORE等のオブジェクト指向データベースを触ったことはありますでしょ うか? ObjectSTOREは評価をした経験がありますが、先見の明の無かった私は 「ObjectSTORE=単なるC++のライブラリ」と捕らえてしまいました(爆) 具体的に言うとC++でいう new 演算子が拡張されていて インスタンス作成時に、一時的なものか永続的なものかを指定できます。 Cでmalloc()したポインタがアプリケーションを一度終了しても次回も 全く同じ値でmalloc()せずにまた使える。そんなイメージでしょうか? AS/400もそんな感じを受けました。ファイルだのディスクだのいう概念が なかったように思います(勘違いかもしれませんが) メモリマップトアクセスの別名といえばそれまでですが プログラムから見ればメモリレス、メモリ透過よりディスクレスの方が 感覚的にも分かりやすいかな?どこでもOSASKという点ではディスクレスな NCなんかでもOSASKできる予定なのでディスクはなくてもメモリは概念的に 存在すべきかと。 あ、レスしようとしたものと話が別方向へ行ってしまいました。 "たぶん"ですがAS/400には単一のスワップファイルというのは存在しません。 というか見えません。 -- ちあき@KashNET http://www.kashnet.ne.jp/chiaki/