[OSASK 6190] Re: BOARD: Re: メモリレスアーキテクチャ

ちあきです。

ご無沙汰になってしまいました。

mone !Atmark! imasy.org wrote:
> このメールは、OSASK伝言板に書き込まれた内容です。

掲示板ではなくMLにて失礼します。

> >現行の一般的なOSではメモリ、ファイルといった2つのレベルの
> >記憶階層があり、メモリレスアーキテクチャではメモリの記
> >憶階層が透過になり、開発者はファイルシステムのみ意識すれば
> >よいということになります。このよ、な構成法を一般的には
> >単一レベル記憶といいます。特に一般的な呼称にする必要な
			:
>   「単一レベル記憶」という語がどれほど一般的なのかを調べてみましたが、僕
> が検索した範囲では、IBMのAS/400の記憶管理アーキテクチャを直接指している
> ようでした。そしてAS/400における「単一レベル記憶」を調ラれば調べるほど、
> これは単にAS/400におけるメモリマップトアクセスの実装名なのではないかと思
> えてきます。
			:
>   AS/400では単一のスワップファイルが存在しないのでしょうか?メモリレスア

私がこのMLに参加させてもらって最初に Inside AS/400 のことを投稿したかと
思います。

(inside AS/400 > http://www-6.ibm.com/jp/as400/inside400/ )

私自身AS/400を触ったことはないのですがOSASKと似ていると感じたためです。

ただ、私の解釈ではAS/400は「メモリが見えないのではなく、ディスクが見えな
い」です。
ファイルという概念もなく、すべてオブジェクトだったと思います。
ObjectSTORE等のオブジェクト指向データベースを触ったことはありますでしょ
うか?
ObjectSTOREは評価をした経験がありますが、先見の明の無かった私は
「ObjectSTORE=単なるC++のライブラリ」と捕らえてしまいました(爆)
具体的に言うとC++でいう new 演算子が拡張されていて
インスタンス作成時に、一時的なものか永続的なものかを指定できます。
Cでmalloc()したポインタがアプリケーションを一度終了しても次回も
全く同じ値でmalloc()せずにまた使える。そんなイメージでしょうか?
AS/400もそんな感じを受けました。ファイルだのディスクだのいう概念が
なかったように思います(勘違いかもしれませんが)
メモリマップトアクセスの別名といえばそれまでですが
プログラムから見ればメモリレス、メモリ透過よりディスクレスの方が
感覚的にも分かりやすいかな?どこでもOSASKという点ではディスクレスな
NCなんかでもOSASKできる予定なのでディスクはなくてもメモリは概念的に
存在すべきかと。
あ、レスしようとしたものと話が別方向へ行ってしまいました。
"たぶん"ですがAS/400には単一のスワップファイルというのは存在しません。
というか見えません。

-- 
ちあき@KashNET
http://www.kashnet.ne.jp/chiaki/



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