このメールは、OSASK-ML投稿フォームから書き込まれた内容です。 お名前: I.Tak. [osask6774]に返信です。 > それで、僕の見解です。僕は4階調減色と13階調減色とで、コントラ >ストが変わる、という点を気にしていません。もとの絵とのコントラス >トが比較できない以上、そして、コントラストの保存よりも使える色域 >をめいいっぱい使うほうが重要と考える主旨上、僕はやっぱりn8系のほ >うがいいと思っています。 そうかなあ。パレットインデックス値はどちらも4階調なのに 傾きが違うのは変ですよ。 > またこの議論はリニア性に関する議論だったはずです。リニアである >というのは、 > > f(x) = a * x > >の式形であることを指しているとお互いに認識していると思うのですが >、このaの値によってリニアだったりリニアでなくなったりするわけで >はありません。 そうですね。リニアです。でもそれが最大値と最小値をリニアに 結ぶかどうかは別問題です。 川合さんの方法は13と256をリニアに結んでいます。つまり12.95と 255をリニアに結んでいます。これをもって最大値と最小値をリニアに 結んでいるとはいえません。最大値が12である以上、飽和している と考えるしかありません。 > 問題は、飽和しているかどうかです。コントラストが85ではないから >といって、飽和していることにはなりません。飽和というのは、k8のよ >うに、0.00かもしくは3.00のゾーンが、他のゾーンよりも広い範囲をカ >バーしているときです。 それは、グラフの傾きが部分によって異なる、という解釈でOKですか? > 何色との混合かという観点を捨てないと、ゾーンモデルは理解しにく >かろうと思います。 タイリングなしで理解すればよさそうですね。 それにしても……i8はすかすかというほどひどくないんじゃなかった のか……しくしく > だから僕に言わせれば、もはやそのような些細な変更でも破綻しうる >からこそn8はよく(ぎりぎりまでがんばっている)、変に余裕があるか >らi8は好きになれない、ということになります。 些細な変更で破綻するほど係数を大きくして、結果、入力最大値と 出力最大値が一致しないモデルになっているというのが私の主張です。 > あれ?なんか話がずれている気がするなあ。I.Tak.さんは、印象が近 >くなるのではないかとのことですが、何と比べて、でしょうか? オリジナルと比べて、ですよ。もちろん。 > この辺は、僕のいいたいリニア性を拡大解釈していると言えるでしょ >う。僕は小数を整数に丸めた後の値の線形性はどうでもいいのです。 そうですか?線型の定義から導かれる性質ですから、川合さんが リニアという言葉を縮小解釈 (?) してるんじゃないんですか。 切り捨てる前の元のモデルで、入力最大値を出力最大値に対応 させていればここでいう線型性が保たれます。繰り返しますが、 川合さんの変換は入力最大値と出力最大値を素直に対応させた変換 ではないということです。