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[OSASK 675] Re: ssizz0.
こんにちは、川合です。
Myurika さんは 2000/05/28 09:15:06 の「[OSASK 673] Re: ssizz0.」
で書きました:
> アフタクトというのは、ちょっとなまった言い方で正確ではないのです。
> 正確には「アウフタクト(Auftact(独))」といい、メロディや曲が弱拍から始ま
>る形を言います。
> では、「弱拍」とはなんなのか? そもそも拍とはなんなのか?
> 説明すると非常に長いので、アウフタクト自体を簡単に言ってしまうと、小節
>の頭から始まる形ではないこと、となります。微妙に違うのですが、大抵はこれ
>で間に合うでしょう。
>
> 「コンドルは飛んでいく」の場合、MML風に書くと、
>
> l8a>dc+defefga2. >cc<a2. >dc<a2. gfd2.f4d2.
>
> ですが、小節の区切りを|で表すと、
>
> l8a|>dc+defefg|a2. >cc<|a2. >dc<|a2. gf|d2.f4|d2.
>
> となり、メロディが小節の頭から始まっていないことが判るかと思います。
>
># 私も専門家ではないので、間違っているかもしれませんが(汗)。
ご説明ありがとうございます。おっしゃる意味が分かりました。
それにしても、すごいなあと思いました。どうして、音楽から楽譜に
戻せるのでしょう。Myurikaさん以外にもこういうことができる方はた
くさんおられるようですが、尊敬しています。僕には、逆立ちしてもで
きそうにないです。この曲のデーターを作るときに使った中学の音楽の
教科書のとも見比べましたが、本当に一致しています。
> もちろん、BEEPなんかに過大な期待を抱いているわけではないのですが(笑)、
>BEEPを使ってPCMを再生、とかいうアプリも存在するようですし、音量調整ぐらい
>できるのかと思ってました。
うーん、どうなんでしょう。僕の知らないI/Oポートがあって、そこ
をいじればできるのかもしれません。
> ひょっとしたら、ものすごく細かいサイクルで発音/消音を繰り返して、あとは
>信号のなまりとスピーカのダンピングで無理矢理波形を作ってたのかも…。
うーむ・・・、それはちょっと難があるかもしれません。PC/ATのハ
ードウェアでのBEEP音は、スピーカーへの出力を"H"にするか"L"にする
かを制御して実現しています。消音の場合、スピーカーへの出力を"L"
に固定しているだけなのです("H"に固定だったかもしれない・・・ち
ょっと不確かです)。つまり、消音すれば必ず波形が乱れてしまいます
。
それでは。
--
川合 秀実(KAWAI Hidemi)
川合堂社長 / OSASK計画総指揮 / カーネル開発班
E-mail:kawai !Atmark! imasy.or.jp
Homepage http://www.imasy.or.jp/~kawai/