[OSASK 739] Re: フォーマットについて.

[Myurika <myurika !Atmark! pop06.odn.ne.jp>]

  こんばんは、Myurikaです。


  n-hashi さんにいただいた [OSASK 735] Re: フォーマットについて. へのお返事です。

>Myurika> >>イメージ的には全然逆方向かもしれないけど、SUSIEのプラグインみたいな
>Myurika> >>ものがShellとしてサポートされる（する）ってことだよね？
>Myurika> >  概念的には違うかもしれないけど、ユーザーから見た使い勝手という
>Myurika> >意味では、悪くないたとえだね。
>Myurika>   プログラムがその存在を意識しないでいい、ということではプラグインの上を
>Myurika> いっているかもしれませんね。
>結構重要ですよね、こういう「意識しないでいい」というのは。

  そうですね。
  アプリがコンバータの存在を「まったく」意識していなくても、シェルがその
アプリの解するフォーマットを知っていさえすれば、そのアプリはマルチフォー
マット対応に化けるわけですからね。

>Myurika>   残念ながら、私が知る限り、中間フォーマットとして最適な、「非圧縮フォー
>Myurika> マットがある」、「扱いが容易である」、「コメントデータや透過データ、アニ
>Myurika> メーションなどの付加情報が欠損しない」、「扱える色数に制限がない」、これ
>Myurika> ら全ての特徴を兼ね備えたフォーマットは存在していません。
>Myurika>   メジャーなもののなかで、非圧縮フォーマットがあり、比較的扱いも容易な
>Myurika> BMPフォーマットを中間フォーマットとすれば、コメントデータは欠損してしまい
>Myurika> ます。アニメーションもまず無理でしょう。
>うーん、透過データとかは無理っぽいですが、TAG使えばコメントの類いは
>大丈夫そうですね。

  ああ、なるほど、TAGですか。
  TAGを使えば、たとえBMPにもコメントを持たせられるんですね(驚)。

>ファイルコンバーター作者の気力にも寄るかもしれませんが、
>該当ファイルを分割させてしまうってのも手かもしれません。

  これは…、ファイル名のこと考えると、面倒な気がしますが…。
  そのディレクトリにファイルが1つしかない、というようなときなら、どんな名
前付けてもかぶらないでしょうけど、そういう場合はむしろまれですし。
  逆に、ユニークな名前をシェルが用意するにしても、その名前をアプリはどう
やって知るのでしょう?  TAGか何かで知ったとして、使い続けられる保証のない
ファイル名をアプリに渡してしまうのはトラブルの元だと思います。

>＃音楽データだとそれこそ無圧縮等にしてもいいし、MIDIな物であれば
>＃比較的音符に直すのは容易では？

  これは、音楽ファイル->画像データの話でしょうか?
  「確かにそう演奏できる」楽譜を作るのは難しくない話ですが、人間が見て、
その曲を理解できる楽譜を作るのはすさまじく難しいです。

>・今後付加データが増えていった場合でも、まあなんとか対応できるかもしれない

  これは、中間フォーマットに柔軟性を持たせれば可能なはずです。PNGのヘッダ
みたいに。
  TAGでやるのと、どっちがいいかは判りませんけど。

# でも柔軟性を持たせると、扱いが難しくなるか…。

>Myurika>   比較的複雑で、さほどコンパクトでもないSMFが普及したのは、「スタンダード」
>Myurika> という語感だった、という説もありますけどね(泣)。
>ファイル名称にもイメージは重要、と。

  です。
  例えば、フォーマット名に「OSASK標準」みたいな文言を入れれば、OSASKネイ
ティブアプリを作ろうという人は、「じゃあ、とりあえず対応させなきゃ」とか
思うかもしれません(笑)。


  それでは。

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