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[OSASK 1153] Re: alekto3.



  こんばんは、川合です。


Koyanagi Masaaki さんは 2000/09/15 22:41:03 の「[OSASK 1151] Re:
 alekto3.」で書きました:

>> ・フォーマットがわずかに改良された。おそらく、alekto3のフォーマ
>>   ットの方が少し速い。ですから、直接起動ディスクをこのバージョン
>>   でフォーマットし直すことをおすすめします。
>フォーマットしなおしました。残念ながら速さの違いは実感できませんでした。
>この「速い」と言っている部分は起動部分のみの話なのでしょうか?

  はい、そうです。起動時間が少し短くなるはずなんですが・・・。

>> ・フォーマットせずにブートセクタとカーネルイメージを書き込むコマ
>>   ンドが用意された。今回はフォーマットし直すことを推奨しているの
>>   で、これはまだ説明しません。
>実は最初に偶然にもこっちをやってしまいました。
>何か書き込みが短いなとは思いましたが。

  おお、よくわかりましたね・・・って、急いで操作するとそっちにな
ってしまうかもしれませんが。

>> ・ブートセクタのコードを磨いた。ダンプするとわかりますが、コンパ
>>   クトになっています(ファイルサイズは変えられないのです)。ファ
>>   イル名も"OSASKBS0.BIN"に変更されました。
>ダンプして空きがあるのを確認しました。これなら起動時にメッセージ表示も
>できるのではないでしょうか。

  できるかもしれません。そのつもりでやったわけではないので、組み
込む予定はありませんが・・・。本気で小さくしたらどのくらいになる
のか、ちょっと確かめてみたかっただけです(笑)。今月中にこのブ
ートセクタのソースを公開いたしますので、「ロード中のメッセージが
ほしい」という方がおられましたら、チャレンジしてみると面白いかも
しれません。

>これですが、どうもテンポが安定していません。
>最初の 
>タタタター タタタター が
>タタッター(2音目が短い)タターター(3音目の頭が無い)
>のようになります。

  うーん、それはおかしいです。うちでは起きていないのです。困りま
した。・・・ということで、申し訳ありませんが小柳さんもmusic.lzh
の中のmusic1.binを試していただけないでしょうか。当方も、いろいろ
調べてみます。

>PentiumII233MHz 128MBのノートPCとPentiumIII600MHz 196MBのノートPCで
>Windows2000 上の VM ware(30日間無料の評価版) 上で実行してみました。

  結果からすると、これはかなり重要なテストかもしれません。ご報告
に感謝します。

>1. 起動について
>専用ディスクはVM ware が対応していないようで、ディスクアクセスし続けて
>一向に起動できません。
>Windows95の起動ディスクで起動してから、コマンドラインで実行すると
>(1)正常に起動する
>(2)何も起こらずに A> のプロンプトが出る。
>(3)画面がクリアされback ground色で塗りつぶされた後、VM ware が
> "internal error: triple fault - shutdown"とエラーを出して電源OFF状態に
>戻る
>のいずれかになります。(両機種とも)

  (2)が起こるのは、次のいずれかの場合です。

・PIT1のチェックの結果、設定が理解できないため、終了した。
・コマンドラインに理解できないオプションが指定されたため、終了し
  た。

  どっちのせいで終了しているのかはわかりませんが、おそらくPIT1の
問題だと思われます。

  (3)は謎です。「back ground色で塗りつぶされた後」とのことですが
、背景の他の部分(たとえばタスクバーもどきなど)は表示されている
のでしょうか?タイマールーチンの起動時にPIT1をもう一度チェックす
るんですが、それでつまづいているのでしょうか。

>2. CTRL + ALT + INSERT
>正常に初期化がかかるか、1.の(3)になります。

  この現象は、まあ、納得できます。初期化をもう一度やっているだけ
なので。

>3. CTRL + ALT + DELETE
>正常にリセットがかかります。

  これはうれしいです。VM wareでもいけるということは、今のリセッ
ト方法は問題無しなのでしょう。

>4. 各アプリケーションについて
>・ABALL1 をしばらく動かすと、ボールが止まってしまいます。
>(PentiumII233MHzで再現率100%, PentiumIII600MHzでは起こらない)
>ボールが止まってもパドルは普通に動かせます。
>CTRL + ALT + INSERT, CTRL + ALT + DEL は問題なく効きます。
>
>・COUNTDWN をしばらく動かすと、GO!にたどり着く前にカウントが止まります。
>(PentiumII233MHzで再現率100%, PentiumIII600MHzでは起こらない)
>CTRL + ALT + INSERT, CTRL + ALT + DEL は問題なく効きます。

  うわ〜〜、これこそ、aball0バグです。根絶できたと思ったのに、再
発したか・・・。出なくなったから、もう大丈夫だと思ったのですが・
・・。

  これはもう一度デバッグをやり直す必要がありそうです。

  まず最初にやるのは、timer type-Aを作って入れ替えることですね、
多分。

>・alekto2 + COUNTUP1 で
>起動後すぐに INT 0x0D General Protect が発生します。
>(PentiumII233MHzで再現率100%, PentiumIII600MHzで1回だけ確認)
>この時の画面をキャプチャして、
>http://homepage1.nifty.com/dreaming/osask/error.lzh
>におきました。(5KB)
>alekto3では正常に動作するようになりました。

  これについては、これからダウンロードしてみます。この件のレスは
また後で出します。

>#High-C + VM ware の開発環境で簡単なアプリケーション
>#を作ってみるつもりです。

  (2), (3)のせいでやりにくいかとは思います。申し訳ありません。

  何かできたら、是非ご連絡ください。


  それでは。

--
    川合 秀実(KAWAI Hidemi)
川合堂社長 / OSASK計画総指揮 / カーネル開発班
E-mail:kawai !Atmark! imasy.or.jp
Homepage http://www.imasy.or.jp/~kawai/