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[OSASK 3106] seldon8c, adelai8c.



  こんばんは、川合です。

  [OSASK 3104]の予定を守って、なんとかベータリリースです。

  [OSASK 3102]と[OSASK 3103]で指摘された全てのバグに対処できたは
ずです。確認と、さらなるテストをお願いいたします。

  ついでにバグの考察です。

  FATの不一致が発生するのは、seldon8bの固有の問題でした。adelai8
bでは起きません。というのも、僕が1.44MBフォーマットのFATの範囲を
微妙に書き間違えたせいです。もちろん、8cでは直っています。

  空き容量がないのに、resizeでファイルを要求するとスタックが狂っ
て落ちるバグがありました。これが、[OSASK 3103]の実験1が落ちた理
由です。ちなみに落ちたのはpapi0ではなく、fdcdrv0です。

  [OSASK 3102]の大きなファイルを開こうとすると落ちるバグですが、
これは1MBを超えるファイルの扱いを想定していなかったせいです。ジ
ャスト1MBまではなんともないのですが、1MBを1バイトでも超えるとと
たんにおかしくなります。adelia8bでこの問題が発生しなかったのは、
そのファイルが1MBに達していなかったためであると想像しています。
・・・もちろん、このバグは8cで修正されています。

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  注意点です。

  僕は大きなファイルをディスク上に作るために、OSASKを起動するた
めのディスクと数個のアプリケーションだけのディスクの両方を用意
して、交換してテストしていました。

  交換したのにInsertを押さないで(押したつもりになって)、あれこ
れ操作すると、ひどいことになります。特にDeleteを押してしまうとFA
Tはぐちゃぐちゃになって再起不能です。・・・ということで、みなさ
ん、くれぐれもディスクを交換しないで済むようにしましょう。交換さ
えしなければ、こんな悲劇は起きません。

  まあ交換してもいいんですが、その時はすかさずInsertを押してくだ
さい。これを忘れるかもしれないなら、絶対にディスクを入れ替えるべ
きではありません。

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  それと、pokon0にいろいろ機能を追加しました。

  これらは隠し機能にするつもりだったんですが、ソースをアップロー
ドしてしまえばバレてしまうので、自分から説明することにします。

  適当なファイルにカーソルを合わせて、Alt+TやAlt+Bを入力してみま
しょう。・・・どうなるかは、お楽しみです。・・・これで、CONFIG.S
YSを見るのが楽になるでしょう。

  ファイルの削除はへっぽこコンソールなしでできます。Shift+Ctrl+D
です。さらに、Shift+Ctrl+Cで"NEW_FILE"という名前のファイルができ
ます。改名するには、コンソールを使わなければいけないのですが(誰
か、Windowsのエクスプローラーのようにpokon内でファイル名が変更で
きるようにしてください。そうすれば完璧です)。

  さらにShift+Ctrl+Rでファイルサイズが変更できるのですが、これは
resizer0というアプリケーションが必要です。これは明日作ります。

  これらをドキュメントでどう扱うかも、I.Tak.さんに一任します。

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  それではみなさん、バックアップを取って、安全にベーターテストを
お楽しみください。


  それでは。

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    川合 秀実(KAWAI Hidemi)
川合堂社長 / OSASK計画総指揮 / カーネル開発班
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/