このメールは、OSASK伝言板に書き込まれた内容です。 この書き込みに返事を書く場合は、下のURLから書き込みを行なって下さい http://www.imasy.org/~mone/osask/index.cgi?REFER=3e5e1735_2b1c 2003/02/27 22:48 川合秀実 [OSASK 5740]へのレスです。 >限定的ですが、近いことは実験されている模様です >「ICカードで“マイPC環境を持ち歩く”実験 コクヨとNTT」 >http://www.zdnet.co.jp/news/0208/27/nj00_kokuyo_ntt.html これは全然違うような・・・いや、うわべだけを見ればよく似ていると思うの かもしれませんが・・・。 ここで使っているICカードはなんら有効なデータを持っているわけではなくて 単に個人認証用のデータです。肝心のデータはサーバの向こうにあるわけで、結 局のところ、外部端末からtelnetしているようなものです。それが単にWindows になったという程度でしょう。 だからどんなにそのICカードを大事に守っても、そのサーバがクラックされれ ば情報は盗まれてしまいますし、サーバが提供する範囲を超えて自由にOSやアプ リを選ぶこともできませんし、サーバやネットワークがダウンすれば、そのICカ ードが正常でも何もできません。また、ネットワークが届かない場合もこのシス テムを利用できません。 このシステムはこのシステムで価値があります。もしサーバに10GBの容量が割 り当ててもらえれば、10GBも利用できるのです。ICカードは認証用のキーでしか ないので、こいつの容量が小さくても問題にはなりません。 これにたいして、OSASKスタイルで言われていることは、このステッィクその ものがデータを持っている、というものです。