こんにちは、川合です。
Hidemi KAWAI は 2003/04/21 21:27:41 の「[OSASK 5998] 習作版KHBIO
S.」で書きました:
> ぜひこの便利さをみなさんに使ってもらえるように、本番の開発をや
>りたいです。・・・が、しばらくはKHBIOS関係の開発は凍結して、tedi
>tcの変換システムの開発に戻ります。
ええと、この習作版を使ってみたいというご意見をいただきました。
そういう方が他にもおられるでしょうか?ある程度の人数の希望者がい
れば、適当にまとめて公開します。ただし、本番版ではないので以下の
条件は克服されません。ご了承ください。
0.将来作る本番版のKHBIOSとの互換性はほとんどありません。
1.CドライブにWindowsが入っていて、しかもCドライブはFAT16でなけ
ればいけません(MS-DOSでもいいです)。習作版は、ハードディス
クの基本パーティションのFAT16にしかインストールできないので
す(手抜きです)。
2.試験用マシンにFDDがあってそこからOSASKが起動できるとベストだ
が、まあなくても、がんばればなんとかできる・・・かな?うん、
ツールはDOS系で揃えることにしますので、FDDはなくてもまあどう
にかなるでしょう。
3.試験用マシンにはPCカードスロットが最低一つはあること。
4.習作版KHBIOSでは、起動時にPCカードにささっているものは、何で
もかんでもCFだと決め付ける悪い癖があるので注意すること(I/O
カード類がささっていると、故障させてしまうかもしれません)。
5.習作版KHBIOSに対応したOSASKを入れるために、CFが一枚必要です
。容量は2MB以上ならたぶんOKです。PCカードATAでも、CFとの互換
性が十分のものなら多分大丈夫です。このCFはPCカード経由でアク
セスするので、アダプタが必要になるでしょう。しかし、CF-IDEみ
たいな方式ではないので、TrueIDEのサポートが省略されてしまっ
ているようなものでもOKです。
6.かならずしもノートパソコンである必要はないですが、まあPCカー
ドスロットがあるマシンというと、普通はノートパソコンですね。
7.インストールに失敗すると、HDDの中身が飛ぶことはありえます。
8.HDDのMBRは書き換えないので、その点はご安心ください。
9.最悪の場合、ハードウェアの破壊もありえます。まあ確率は0.1%
未満だとは思いますが、覚悟と用心はしてください。
おどし(笑)と制限事項はこんなものです。次に、やってくれたらこ
んないいことをがあるよ、ということを書きます。
1.動作報告・非動作報告がもらえると、非常に助かります。習作版は
もともと僕の研究目的がメインです。この段階でいろいろわかるの
は非常に助かります。僕はWin95でしか試せていないので、Win98な
ど他の情報が得られればとても助かります。
2.KHBIOSがどのくらいの速さなのかがわかるので(KHBIOSのせいでど
のくらい起動時間が伸びるか分かるので・・・といっても要するに
体感できない速さということですが)、KHBIOSについて少し安心で
きるかもしれません。
3.HDD版OSASKとCF版OSASKは同じくらい速いです。OSASKって起動が速
いなあと実感できます。フォントの読み込みとかもFDDとは比べ物
になりません。この速さに慣れると、FDが遅くてたまらなくなりま
す(笑)。
4.僕のように複数のノートパソコンを持っていると、1枚のCFでOSASK
環境をもちあるくという楽しみが分かります。まあOSASKに限れば
FDでも持ちあるけちゃっているわけですが。
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> 今夜はこれからかりんさんのマインスイーパーの新バージョンを試し
>ます。
試しました。もう何の問題もなさそうです。ソースを見ましたが、僕
のパッチを当てる以上に改良なさったようです。
さて、今夜はI.Tak.さんの多色壁紙を試してみようと思います。
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teditcに取り掛かるといいつつ、ASKAのintroを作ろうかなあと思っ
たりもしています(ちょっとだけASKAのintroを書いてみて、それから
teditcをやるかな?)。
それでは。
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川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/