こんにちは、川合です。
teditc02の新しいバージョンです。まず全角文字入力テーブルが全部
更新されています。各種の拡張機能のために、設定項目が増えたのです
。teditc02.iniも変わっています。
teditc02gはベータリリースしておきましたので、不具合を見付けた
ら教えてください。
特に大幅に更新された入力テーブルは次の通りです。
・T-codeテーブル (ZAKKYさんが用意してくれたもの)
・G-codeテーブル (2ストロークまで対応 僕が書きました)
・親指シフトテーブル (I.Tak.さんが作ってくれたものです)
親指シフトテーブルを加えたのは、もちろん親指シフト入力に対応で
きるようになったからです。やっとですよ。
親指シフト入力をテストするには次のようにします。
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1.0xf0と0xf1のキーバインドを変更
poko>defkeybind 0xf0 0x7b 0 0xff 0xff
poko>defkeybind 0xf1 0x79 0 0xff 0xff
これは0xf0が親指シフト左、0xf1が親指シフト右になるように設定して
ください。上の例は、AT互換機の106/109キーボードで「無変換」を親
指左、「変換」を親指右にする設定です。
2.teditc02を起動して、エディットモードにして、Ctrl+Yを入力
3.そしてすらすらと親指シフトを!
teditc02の親指シフトは、キーを押してからその入力が画面に反映さ
れるまでに時間が、とても速いのが特徴です。同時打鍵の監視時間を短
くしたわけではなく、とりあえず同時打鍵はないものとして扱って、そ
の後同時打鍵を検出すると修正するという仕組みです。
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直接かな入力での濁音、半濁音処理も入れましたので、ひらがな入力
に関してはまあまあ使えると思います。
まだできていないのは、
・変換処理
・上書きモードでの全角文字入力
・EUCへの対応
です。とりあえず、OSASK ver.3.6までには変換処理が動くようにした
いです。
OSASK ver.3.6のディスクイメージ版では、最新版のteditc02とロー
マ字&全角英数のテーブルだけが付きます(テーブルのソースは付かな
い)。追加パッケージには、TE_CONV0.BINとテーブルソースと生成済み
のテーブルバイナリが入ります。
TOEについては、もうT-codeも親指入力もteditc02だけでできるので
容量削減のためにバンドルしないことにします。すみません。
なお全角文字でよければ、TOEの「英語も親指シフト」もteditc02で
できます。テーブルをそういう風にすればいいわけです。変換ルーチン
ができたら全角英数を半角にすることもできるので、I.Tak.さんには、
そういう選択肢もありますよってことで・・・。でも、まあ、I.Tak.さ
んはやっぱりTOEのほうが愛着があるかな。
それでは。
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川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/