5: 2005-01-28 (金) 23:21:52 |
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| *** 説明 | | *** 説明 |
| -概要: | | -概要: |
- | --このプログラムは、ウィンドウを一つ開き、そのウィンドウに"hello, world"と表示 | + | --このプログラムは、ウィンドウを一つ開き、そのウィンドウに"hello, world"と表示するだけのプログラムです。 |
- | するだけのプログラムです。 | + | |
| --このプログラムを通じて、OSASKアプリケーションの基本的な作法を説明します。 | | --このプログラムを通じて、OSASKアプリケーションの基本的な作法を説明します。 |
| --OSASKアプリは基本的に、「ぐいぐい00ライブラリ」と呼ばれるライブラリを通じて、 | | --OSASKアプリは基本的に、「ぐいぐい00ライブラリ」と呼ばれるライブラリを通じて、 |
- | ほとんどすべての入出力処理を行います。ですから、このライブラリの使い方をマスタ | + | ほとんどすべての入出力処理を行います。ですから、このライブラリの使い方をマスターすることが、OSASKアプリの作り方をマスターすることになります。 |
- | ーすることが、OSASKアプリの作り方をマスターすることになります。 | + | --OSASKでは、「ウィンドウ」に「テキストボックス」を貼付け、そのテキストボックスに文字を書くという手順で文字を表示します。ウィンドウに直接文字を書く方法はありません。 |
- | --OSASKでは、「ウィンドウ」に「テキストボックス」を貼付け、そのテキストボックス | + | --また文字を書くために、C言語では標準的なprintf()などを使うことはできません。特別な関数を使います。 |
- | に文字を書くという手順で文字を表示します。ウィンドウに直接文字を書く方法はあり | + | --なおプログラムを見ればすぐに分かっていただけると思いますが、OSASKアプリの標準的なメインルーチンは、int main();ではなく、void OsaskMain();です。またこの関数内でreturn;してはいけません。アプリケーションを終了するのは、APIを呼び出すことで行います。 |
- | ません。 | + | |
- | --また文字を書くために、C言語では標準的なprintf()などを使うことはできません。特 | + | |
- | 別な関数を使います。 | + | |
- | --なおプログラムを見ればすぐに分かっていただけると思いますが、OSASKアプリの標準 | + | |
- | 的なメインルーチンは、int main();ではなく、void OsaskMain();です。またこの関数 | + | |
- | 内でreturn;してはいけません。アプリケーションを終了するのは、APIを呼び出すこと | + | |
- | で行います。 | + | |
| --stackとmallocについて説明します。プロジェクトを作ってMakefileを書き換えるとき、''STACKSIZE''と''MALLOCSIZE''という記述がすぐに見つかると思います。この記述をソースでの記載にそろえてください。なお、デフォルトではこのソースの値より大きいですが、実は大きい分にはあまり問題はありません。ソースでの記載よりも小さいと、誤動作の原因になります。それでも、無駄に大きいのはなんだかもったいないので、できればソースの記載にそろえることをおすすめします。 | | --stackとmallocについて説明します。プロジェクトを作ってMakefileを書き換えるとき、''STACKSIZE''と''MALLOCSIZE''という記述がすぐに見つかると思います。この記述をソースでの記載にそろえてください。なお、デフォルトではこのソースの値より大きいですが、実は大きい分にはあまり問題はありません。ソースでの記載よりも小さいと、誤動作の原因になります。それでも、無駄に大きいのはなんだかもったいないので、できればソースの記載にそろえることをおすすめします。 |
| --C版とASKA版を見比べると、まあまあ似ていることが分かります。ASKA版とnask版を比べるとほとんど同じです。したがって、C用の資料をASKAやnaskで活用することができますし、逆にASKA用の資料やnask用の資料をCで活用することもできます。 | | --C版とASKA版を見比べると、まあまあ似ていることが分かります。ASKA版とnask版を比べるとほとんど同じです。したがって、C用の資料をASKAやnaskで活用することができますし、逆にASKA用の資料やnask用の資料をCで活用することもできます。 |