3: 2009-01-04 (日) 10:26:49 |
4: 2009-11-17 (火) 12:08:10 |
| また既存のソフトウェアの流用を非常に難しくする。 | | また既存のソフトウェアの流用を非常に難しくする。 |
| -要するに.mjtさんとしては(1)のリストは自分の想定しているOSの開発だけに適用されるものではなく、OS開発一般に適用されるものだとしている(=僕の解釈は違うと指摘している)。この主張の前にp1のほうにも意見があるので、本当はそっちを先に解説するべきかもしれない。でも僕はあえてこの順序でお返事したい。でも僕はp1の内容に触れるような反論は書かないし、読み手にもp1を読んでからここを読むことを期待している。 | | -要するに.mjtさんとしては(1)のリストは自分の想定しているOSの開発だけに適用されるものではなく、OS開発一般に適用されるものだとしている(=僕の解釈は違うと指摘している)。この主張の前にp1のほうにも意見があるので、本当はそっちを先に解説するべきかもしれない。でも僕はあえてこの順序でお返事したい。でも僕はp1の内容に触れるような反論は書かないし、読み手にもp1を読んでからここを読むことを期待している。 |
- | -何から作るべきかということに関して言えば、僕としては別に何から作ってもいいじゃないかと思う。IPLから作りたい人はいるし、でも最初はGRUBでもつかっておけばいいじゃんという人もいる。それをあえてこの順序で作るべきだとしなければいけないのがよく分からない。・・・僕の経験から言えば、自分が作りたいところから作るのが一番うまく行く気がする。.mjtさんはもちろんファイルシステムの改良がOS開発の主たる動機だから、最初にファイルシステム関係を作りたいと思うのはとてもよく分かるし、僕もそうするべきだと思う。でもだからといって、他のOS開発者が何を重要に思うべきかとか、何から作るべきだとまで言及してしまうのは、やっぱり勇み足なんじゃないかと思う。・・・でもこれは自分のOS設計に強い確信をもっている証拠でもあるから、まあ勇み足しちゃうくらいがちょうどいいといえばちょうどいいんだけど(笑)。そういうことを考えると、僕がここでこんなツッコミをするのはいかにもジジくさい。黙って心の中で「若いのう」と微笑むべきだったかもしれない。 | + | -何から作るべきかということに関して言えば、僕としては別に何から作ってもいいじゃないかと思う。IPLから作りたい人はいるし、でも最初はGRUBでもつかっておけばいいじゃんという人もいる。それをあえてこの順序で作るべきだとしなければいけないのがよく分からない。・・・僕の経験から言えば、自分が作りたいところから作るのが一番うまく行く気がする。.mjtさんはもちろんファイルシステムの改良がOS開発の主たる動機だから、最初にファイルシステム関係を作りたいと思うのはとてもよく分かるし、僕もそうするべきだと思う。でもだからといって、他のOS開発者が何を重要に思うべきかとか、何から作るべきだとまで言及してしまうのは、やっぱり勇み足なんじゃないかと思う。・・・でもこれは自分のOS設計に強い確信をもっている証拠でもあるから、まあ勇み足しちゃうくらいがちょうどいいといえばちょうどいいんだけど(笑)。そういうことを考えると、僕がここでこんなツッコミをするのはいかにもジジくさい。黙って心の中で「若くていいのう」と微笑むべきだったかもしれない。 |
| -あとコンパイラの話も、結局は「既存のソフトウェアの流用」のためであって、既存のソフトウェアの流用にあまり興味がなければ(たとえばOSASKのように作り直す気満々なら・・・笑)結局必然でもなんでもない。結局.mjtさんの論は、「○○ではないのは現実的ではない」という隠れた前提がたくさん積み重なっていて、それを全て満たしたOSのみにしか当てはまらないと思う。僕としてはそういう一方的な想定を置くことは良くないと思っている。当たり前そうに思えることを疑ってみる人が少しは必要だから。 | | -あとコンパイラの話も、結局は「既存のソフトウェアの流用」のためであって、既存のソフトウェアの流用にあまり興味がなければ(たとえばOSASKのように作り直す気満々なら・・・笑)結局必然でもなんでもない。結局.mjtさんの論は、「○○ではないのは現実的ではない」という隠れた前提がたくさん積み重なっていて、それを全て満たしたOSのみにしか当てはまらないと思う。僕としてはそういう一方的な想定を置くことは良くないと思っている。当たり前そうに思えることを疑ってみる人が少しは必要だから。 |
| -さて次はp1のほうを。まずはやっぱり引用。 | | -さて次はp1のほうを。まずはやっぱり引用。 |