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6: 2009-12-19 (土) 13:20:20 lina ソース 現: 2024-01-08 (月) 12:58:57 lina ソース
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-calc1をコンパイルしようとしてけっつまずいた!+g01アプリのコンパイルするには何通りかの方法があるのでそれの解説。
-ちょっといろんなもののコンパイル方をまとめ直したほうがいいような気がしてきたのでメモ的に。+*.c [#p9d4e9d9] 
 +C言語で書かれた普通のソース。(cpycを例に)
 +**sjisconv [#qd98d12f]
 +まず、ソース内のshift-jisの日本語文字を掃除しないといけない。~
 +COLOR(blue){Windows環境で作成するとメモ帳等が使われることが少なくない。日本語のコメント等を書くとこれらがCコンパイラに悪影響を与える。}
-* .ask [#fddd9e9d] + >hijk sjisconv.g01 sjis in:cpyc.c out:cpyc.ca
--ASKAで書かれたプログラム。独自のアセンブラである。(文法が独特) +
---ASKAのファイルを直接バイナリにはできないようだ+
--理由は解らんが、まず、プリプロセッサであるcpp0を使って前処理をするらしい。 +この、.caという拡張子は大した意味はない。元のCソースではないよ程度の意味。
--処理が終わったファイルは.iasになる+
 +この処理でソース内のshift-jisの文字がみなRaw?に変換されるので安心してCコンパイラにかけられるようになる。
-* .ias [#icc31390] +COLOR(blue){''※'' 逆に言えば、この処理をするのだから、Cのソースには安心して日本語のコメントを書くことができる}
--.ias化されたファイルはaska.exeによって.3gs形式に変換される+
-***予測 [#ab3c473d] 
-COLOR(purple){たしか昔どこかで聞いたような気がする。ASKAはまだGOがない頃に作られているので、出力されるアセンブラがgas(GNU Asennbla)形式になるとかなんとか。} 
-***正解 [#l645de10]+**28GOcc1.exe [#y47421a5] 
 +Cコンパイラの28GOcc1.exeで.caソースをコンパイルします。
-COLOR(green){ASKAは386|asm形式のアセンブラソースを出力する}  orz+ >28GOcc1.exe -I../z_tools/guigui01/  -Os -Wall -quiet -o cpyc.gas cpyc.ca
-* .3gs [#kf33e115] +: -I オプション|インクルードするもの(主にヘッダファイルやライブラリ)がある場所を指定します 
--.3gs化されたファイルはnaskcnv0によって.nas形式に変換される+: -O オプション|最適化の形式を指定するオプションです。-Osは、大雑把に言えば、サイズ縮小重視・余計なことをするなという感じかと。他に、-O、-O1、-O2等があります。 
 +: -W オプション|コンパイル時のエラーや警告の出し方を指定します。-Wallではかなり詳しく・厳しく警告を表示してくれます 
 +: -quiet オプション|「静かにしろ」的な意味で、途中経過(エラー等とは別)を表示させなくします 
 +: -o オプション|出力ファイルの名前を指定するオプションです。cpyc.caはコンパイルされ、cpyc.gasとして吐き出されます。
-***つぶやき [#d5ddf341] +28GOcc1はgccを改造したものです。始祖gccには専用?のアセンブラが付属しており、gasという名前です。そのため28GOcc1はこのgas用のアセンブラコードを出力します。~ 
-COLOR(purple){%%んん?ASKAはgas形式の''アセンブラコード''を出力する。naskでコンパイルしたいのでnaskcnv0でnask形式にすると・・・。あれ?じゃ、gas2naskってのはなんなんだ? gas形式をnask形式にするって意味では同じなんじゃないの??? なんで別々なんだろう??%%}+COLOR(red){この段階で生成されたcpyc.gasをgasでアセンブルできるかどうかは確認していません}
-COLOR(blue){根本的な間違いをしてたぞ!(^^; ASKAが吐き出すのは''386|asm''というものの形式。対してgcc由来のGOが吐き出すのは''gas(GNU Asennblre)''というものの形式と!(まぁつまり別のアセンブラの形式だとw)} 
-* .nas [#t478b82a+**gas2nask [#g9379d8a
--naskのファイルである。+hidetolではNasukaという名前の独自アセンブラを仕様します。~ 
 +COLOR(blue){Nasukaはご存知の通り、Kタン作成のNASKから派生したものです}
--COLOR(red){naskはアセンブラなのでなんでもできちゃう。こっから先がわからないのでちょっと真ん中すっ飛ばして以降はお尻から}+28GOcc1.exeが出力した.gasファイルはNasukaではアセンブルできないので、これをNASKの形式に変換する必要があります。
 + >hijk ../z_tools/gas2nask -a D:4 -A in:cpyc.gas out:cpyc.nas
-*.obj [#h6bcda07] +COLOR(red){''うぎゃ・・・gas2naskのオプションがわからない・・・''}
-アセンブラ(だけじゃないかもしれんが)をコンパイル(アセンブルというのが正しい)したもの。+
-* .bim [#g63dffa8] 
--とにもかくにも.bim形式にする必要がある 
-うっちゃんが教えてくれた!+*Nasuka [#wa44f9ab] 
 +これまでのコンパイルでcpyc.c(C言語のソース)はアセンブラコードになりました。これをNasukaでアセンブルして、バイナリを得ます。
-基本、obj等の中間ファイルをひとつにまとめた状態が.bimだということ。なるへろ!+ >hijk ../z_tools/Nasuka in:cpyc.nas out:cpyc.obj
-.bimはいうならば、''プログラムコードとしては完成している''という状態らしい。 
-しかし!+*obj2bim [#o2097a9c] 
 +アセンブラコードを得たのですからこれでプログラムは完成するはず・・・なのですが、C言語で書いた場合、大抵そうはなっていません。
-各OSはただベターっと並んだプログラムコードをそのまま読み込んで動かせるわけじゃない。~ +っと言うのは、C言語の場合、自前では持っていない命令をライブラリから呼び出して使うことがほとんどだからですね。
-これはWinのプログラムだよ!とか、これはjpgだから実行するなよ! みたいな印(ヘッダー等)を付けてあげないといけないと。+
-* .g01 [#bd1944ec] 
--.bim形式になったファイルはbim2g01によって.g01形式に変換される。 
--これでようやっと.g01になる 
-*efg01コンパイル [#y47655f3] 
-がびーん! efg01のコンパイルがうまくいかん! 
-・・・まさかと思うがこれ、 
--gccでないとダメ 
--z_toolsだとダメ 
-なのか!?? 
-え”~?? +../z_tools/hijk ../z_tools/obj2bim rul:../z_tools/guigui01/guigui01.rul out:cpyc 
- +.bim stack:0 map:cpyc.map \ 
-くっそぉ! MinGWをインスコしなおさないと試せない! えぇと・・・ ドコやったかなMinGW・・・ +        rlm:cpyc.rlm ../z_tools/guigui01/g01libc0.lib cpyc.obj
- +        ../z_tools/guigui01/g01libc1.lib
-*なんとかなった??? [#o15614c9] +
-**MinGWインスコ [#re517795] +
->そーいえばMinGWをインスコしたのははるか昔だよね。なので新しいのをゲットと。 +
->[[ここ>http://sourceforge.net/projects/mingw/files/]]行ってダウンロード。 +
->なにやらもう、MinGWはバージョンが5くらいまで行ってるらしい・・・ +
->「Dowonload Now!」のボタンをクリック。(MinGW5.1.6.exeと・・・) +
->落としたものはセットアッパーらしい。mingw5.1.6.exeを起動するといろいろ設定できるみたいだね。 +
->オイラはダウンロードのみを選択。(インストールしない) +
->さらに、「ほかにもJavaだとかC++だとかも落とせるよ~」ってんだけど、ベースのみにチェックを入れてGo! +
->そーすると、以下の5つのアーカイバをダウンロードしてくれた。 +
--gcc-core-3.4.5-20060117-3.tar.gz +
--binutils-2.20-1-mingw32-bin.tar.gz +
--mingwrt-3.17-mingw32-dev.tar.gz +
--mingwrt-3.17-mingw32-dll.tar.gz +
--w32api-3.14-mingw32-dev.tar.gz +
->おのおの解凍する。で、中にはbinやらincludeやらのディレクトリが入ってる。これをぜーんぶ一箇所にまとめちゃうと・・・ +
->>(たとえばgccなんてディレクトリ作って、各アーカイバの中身をここにどんどんコピーしちゃう。上書きするぞ!って言って来るけどきにしないで。そうするとまとまる) +
->>COLOR(blue){mingwrt-3.17-mingw32-dll.tar.gzはいらないかもしんない。なくてもコンパイルできたので・・・} +
->これでOK。 +
- +
-**コンパイル [#y547828d] +
->ようはbin内の各ツールを呼べればいいわけ。なので、オイラはgccディレクトリの中にabcdw017ディレクトリをコピーしちゃったww +
->あとはabcdw017ディレクトリに下りる。 +
->make.batをこんな風に修正と。 +
- +
- ..\bin\gcc -Os -DUSE_WIN32 -o efg01 efg01.c tek.c _gasfunc.s +
- ..\bin\strip efg01.exe +
- +
->あとはこのmake.batを起動すれば・・・おぉ! できた!!! +
->>COLOR(blue){今回面倒なのでやらんかったがupxで圧縮してもOK!} +
- +
->とりあえずこれで出来上がったefg01.exeは一通りエラーなく動いているぞ! +
- +
-━━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━━━ +
- +
-**結論!!! [#gd5f0ed1] +
-efg01.exeはtolsetではコンパイルできないのだ!!!! +
- +
-・・・しかしそうなると、ソースを割るかなんかしたほうがいいような気がしてきた今日この頃・・・・+

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