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僕も私もOSASKでプレゼンしたいよ、のためのページ
- (by K, 2005.03.28)
- なんか各種イベントで、僕がウケ狙いのOSASKプレゼンテーションをしていたら、「あれはかっこいいのでまねしたい」という人が続出(笑)。さてこまったどうしよう、ということで、いそいでこのページを作りました。
- 僕のLibrettoはOSASKプレゼン専用機として、せこい改造(試作版KHBIOSインストール)をしているので、むやみに起動が早くなっています。他の人の場合は、MS-DOS+btcfを使うことになると思います。もしくは、ちょっとアクセスが遅くなりますが、FDでもいいです。
shibaiでプレゼンテーションしてみよう
- [原理]:BMPファイルやJPEGファイルをたくさん用意して、このシーンでは、あの画像をここに張って、その画像をここに貼る。次のシーンでは、この画像をここに張って、あの画像をここに貼る。みたいな感じで、プレゼンテーションをやります。
- ということで画像ファイルをたくさん作りましょう。プレゼンテーションプログラム内では、縮小や拡大はできないので、もし拡大や縮小が必要なら、事前に自分で拡大縮小しておきます。
- 文字も全部BMPやJPEGに書き込んでしまいます。ダサい方法ですが、そのかわりどんなフォントでも使えますし、どんなエフェクトでもつかえます。
- 用意したファイルの合計サイズが、1MBを超えてしまうとまずいです。1MBを超えないようにしましょう。こんなときは、BMPをtek5圧縮してしまうのが一番です。ところで、元になるBMPファイルは、RLE圧縮をしないでください。shibaiはRLE圧縮に対応していませんし、RLE圧縮なんてしないほうがtek5後のサイズは小さくなります。使用色数が256以下であれば、256色BMP形式で保存するのをお勧めします(16色BMPはおすすめではない)。
prompt>bim2bin -osacmp -tek5 in:source.bmp out:compress.bmp
- みたいにすると圧縮できます。圧縮率をもっと上げたい場合は、
prompt>bim2bin -osacmp -tek5 eopt:-fb255 eprm:@ in:source.bmp out:compress.bmp
- にするとさらに小さくなります(でも時間がかかります)。拡張子はここではBMPになっていますが、.tk5などの拡張子でもいいです。というのは、shibaiは画像形式を判定する際に、拡張子を見ていないためです。
- ここまでできたら、次はスクリプトファイルを用意します。これは拡張子が.SH1であると何かと都合がいいので、「適当な名前.SH1」にしてください(適当な名前は、半角英数字で、しかもアルファベットは大文字でお願いします)。ここでは、SCRIPT.SH1ということにしますね。
mode0(0x0024, 784, 535); page0("0"); picture0("PAGE0.TK5", 0); page0("1"); picture0("PAGE1.TK5", 0); page0("2"); picture0("PAGE2.TK5", 0); page0("3"); picture0("PAGE3.TK5", 0); page0("4"); picture0("PAGE4.TK5", 0); page0("5"); picture0("PAGE5.TK5", 0); page0("6"); picture0("PAGE6.TK5", 0); page0("7"); picture0("PAGE7.TK5", 0);
- 最初のmode0命令は、3つのパラメータを持ちます。これは主にプレゼンテーションのためのウィンドウサイズを設定するためのものです。画面サイズ800x600で画面一杯にやる場合は、上記の784、535をおすすめします。640x480なら、624、415がおすすめです。つまり、xは-16、yは-65ということですね。
- mode0の最初の数字は、0x0024と0x0004のいずれかが選べます。0x0004を選ぶと、もし画面モードが24ビットカラー以上でない場合には、画像をタイリングしてでも、もとの画像ファイルに近い色を生成しようとします。基本的に万能ですが、この手法のために、細かい文字などでは、色がきれいに混ざらないかもしれません。一方、0x0024では、タイリングによる中間色を作らないようにします。色再現能力は落ちますが、細かい文字でも色が同じになるので、好ましい場合があります。
- どっちにしても、24ビットカラー以上でshibaiを実行すれば、違いはないですし、問題ないことです。
- 次のpage0命令は、新しいページの記述開始を意味すると共に、そのページへのショートカットキーを決めることができます。一文字で指定してください(数字か、大文字アルファベット)。以降、次のpage0命令があるか、もしくはスクリプトファイルの終端に達するまでが、そのページを構成するためのスクリプトになります。「page0();」という記述も許されて、これだとショートカットキー無しのページです。
- 唯一の描画命令であるpicture0命令ですが、これは指定した画像ファイルを、画面の指定した位置に描画するというものです。基本文法は上記例のように、ファイル名と、オプションコード(常に0)のみを書くもので、この場合、画像はセンタリングされます。一方、センタリングではなく、ちゃんと描画位置を指定する場合は、
picture0("PAGE5.TK5", 0, 10, 20);
- のようにします。これで、ウィンドウ内の座標(10, 20)に画像が読み込まれるようになります。
- 一つのページを構成するために、picture0命令を複数回使うのはOKです。その場合、後に書いたほうが画面上で上書きされていくことになります。
- 画面を消去するための命令は用意されていませんが、もし画面全体を描画しないなら、前のページの内容が残っていることになりますので、それは心してください。どうしても画面消去したければ、ウィンドウサイズにぴったりの真っ白なBMPファイルを作って、tek5圧縮してください。そしてそれをpicture0命令で読み込めば、画面消去命令の代わりにできます。
- スクリプトファイルを見て気が付いたかもしれませんが、今のOSASKはFAT12ファイルシステムを採用しているので、ファイル名には大文字しか使えませんし、ファイル名は8文字までで、拡張子は3文字までです。ということで、画像ファイル名をそれにあわせて直してください。
- そしてこれらを全部OSASKのディスクにコピーして、さらにSHIBAI1.BINもディスクにコピーすれば、はい出来上がりです。
- OSASKを起動して、スクリプトファイルをクリックして実行すれば、プレゼンテーションの始まりです。
- カーソルの上下で、次のページ(↓)、前のページ(↑)を選べます。Enterやスペースキーでも次のページにいけますし、BackSpaceキーでも前のページに戻れます。カーソルの左右でもページを前後できます。1ページずつ移動しないで、一気に目的のページに行きたいときは、数字キーやアルファベットキーを押せばいいでしょう。次のページというのは、スクリプト上で次に書いてあるページのことで、前のページというのは、スクリプト上で前に書いてあるページのことです。
- shibai1が起動したときは、最初のpage0コマンドのページを表示します。
- このshibai1でたとえば小発表会で自分の研究発表をしたとか、そのほかプレゼンテーションで利用したなんていう勇者が僕以外にいたら、是非教えてください。すごくうれしいです。・・・でも、もしそんな無謀なことを試みる場合は、かならず一度、ちゃんと自分の用意したデータで動くかどうかをチェックしてください。本番でトラブルが発生したら一大事です。
- ディスクの空き容量の関係で、いらないアプリケーションを削除したい場合は、SHIBAI1.BINとPICTURE0.BINとOSASK0.PSF以外は、消しちゃっていいです。
プレゼンテーションファイルを1つにまとめてみよう
- (とりあえず要点だけ適当に書いておく)
- OSASKアーカイブ(sar形式)にするなら、SCRIPT.SH1を主ファイルにして、その他の画像データを付属ファイルにする構成がおすすめです。
format_id: "OSASKARC0000"! version: 0x00000000 ! levels: 0x00000000 ! ! dos_name: "SCRIPT .SH1"! options: 0x00000177 ! num: 0x00000000 ! ! dos_name: "PAGE0 .TK5"! options: 0x00000070 ! num: 0x00000000 ! ! dos_name: "PAGE1 .TK5"! options: 0x00000070 ! num: 0x00000000 ! ! (以下略)
- shibai1は二重圧縮対応になっています(というかそうしないとtekの8MB制限にかかってしまうことが多い)。
- 例>sartol e presen.org フォルダ -4k ARCINFO0.TXT SCRIPT.SH1 PAGE0.TK5 PAGE1.TK5 ...
- そしてできたアーカイブの拡張子も.SH1にしておきましょう。そうするとshibai1.binに関連付けできるので便利です。
- 例>bim2bin -osacmp -tek5 eprm:@ in:presen.org out:presen.sh1
こめんと欄
- Event_2009/OpenSeminar2009のこめんと欄にて、芝先生が使っていた!という報告を書きました。 -- K 2009-06-01 (月) 11:42:33
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初版日時: 2005-03-28 (月) 01:03:13
最終更新: 2009-12-01 (火) 00:00:00 (JST) (319d) by k-tan
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