コミュニティのマナー
- (2005.07.17)
- OSASK-IRC(#osask)では、言葉遣いが問題になることがときどきあります。また以前には、#osaskで話題にしていいものといけないものを僕が勝手に決めて、たくさんの反対を招いたこともあります。
- 僕が気にするのは、結局のところ、「他の人が嫌な気持ちにならない」程度のマナーをOSASK-IRCで身に付けてほしいということです。OSASK-IRCに来る人にはいろんな人がいますが、IRC初心者は、OSASK-IRCで当たり前のように行われていることがあって、それを常識だと思ってよそのIRCで同じ事をするかもしれません。そうなると、「OSASK-IRC出身者はマナーがなってないね」ということになると思います。そういうのがいやなんです。
- 逆にいえば、どんなにマナー違反をしても、それがマナー違反だとわかってやっているのならいい(=つまりよそではやらないのならいい)のです。
- OSASKは若い人が多くて、オープンソース界では、若い人にオープンソース界を紹介して、そこから他のコミュニティへはばたかせる、という役割を、OSASKコミュニティに期待する人がいます。確かにそういう面はあるでしょう。それに少しでも応えられたら、オープンソース界への恩返しになると僕は勝手に信じています。
- その観点では、OSASKコミュニティにはマナー教育を期待されているといってもいいでしょう。
- 以前の僕は、自由放任主義みたいな感じでやっていました。なんでもありで何のルールも無く、好き勝手にすればいい、というものです。僕個人の意見を言わせてもらえば、それこそ理想的だと思います。しかしそのまま数年が経ちましたが、OSASK-IRCの発言の質が良くなることは無く、むしろ悪くなっていくような感じでした。あの人のあの言い方(態度)が良くないと思うとか、話題に問題があると思うとか、いろいろな苦情があるのがわかり、僕は最低限のマナーを作ることにしました。
- 僕が決めたマナーは単純なものです。
- #osaskではOSASKに関係ない話題はしない(dev-j的な話題は許容)。OSASKコミュニティの人たちと関係ない話題で盛り上がりたいという人は#miscで。
- 言葉遣い、特にあいさつが顕著なのですが、相手に不快感を与えるような(=具体的に苦情が上がった場合)ものは、禁止。ただし、そのあいさつや口調に強い思い入れがあって、何か特別な理由があってそうしているのなら、その理由を少なくとも僕には言うこと(できれば苦情を言った人にも分かってもらうこと)。それさえクリアすれば、禁止は解きます。
- ポイントは、とにかく「他の人が嫌な気持ちにならない」ことです。おふざけでおもしろい口調を使う人がいますが、それは場の雰囲気に貢献するためで、そしてみんながそれに好感を持っていれば、それはむしろいいのです。全く同じことを他の人が真似しても、それは「いやになれなれしい」とか「ちっともおもしろくない」などの理由で、不快に思われるかもしれません。そうであれば、やめさせたいのです。でももしかしたら、たとえば尊敬する人の真似をしたい一心でその口調を使っているのかも知れず、だからどうしても真似したいという思いがあるのかもしれません。それならそれでもいいと思うんです、はっきりそういってくれれば。
- OSASK-IRCでもなんとなく上下関係を感じることがあります。そんなに強いものではないのですが、目上の人、という感じでしょうか。そういうことを意識するなんて古い体質だ、そんなものは打破すべきものなんだ、という強い意志を持つ人は、みんなに対等に接してもいいと思います。しかしそんな意思も主張も無く、それなのにこれに逆らうのなら、それはよくないでしょう。
- 自分が見下されるのは構わないけど、(僕の尊敬する)○○さんともタメ口なのはどうもがまんがならない、みたいなことを言う人だっているのです。もし人に不快感を与えるだけの理由が無いのなら、やめさせるべきだろうというのが僕の考えなのです。
- これは余談ですが、OSASK-IRCでの上下関係は、年齢というよりは貢献度のような気がしました。何をOSASKへの大きな貢献とみなすかは主観的なものだと思います。
- たまに目にするいいわけくさい発言で、気になるものがあります。「そんなにすごい人だなんて知りませんでした」みたいなやつです。別に誰がすごくて誰がすごくないなんてここではどうでもいいことですが、それよりも、相手がどんな人なのかわからないうちは、とにかく最高レベルの敬意を払っておくべきです。普通の人はみんなそうしています。こういうのもマナーだと思うので、是非身につけてほしいです。
- 僕はこういうルール作りはすごく嫌いで、本当は全くやりたくないのですが、他に誰も自治しようとはしないし、かといってじゃあ僕がもうIRCなんて知りません、有志で勝手にやってください、といって放り出すと、OSASK-IRCそのものがなくなってしまうようです(僕が行かなくなると自然消滅することを、実験で確認しました)。
- こういうルールが嫌いな人は、こんなルールが無くても、みんなが気持ちよくIRCできるような人になるように、教育してください。こんなルールが不要だと思えるようになったら、僕も喜んで撤廃しますので。
- 何でも許すのが良い風潮だといわんばかりに、誰も何も指摘しないでいると、「IRCとはこういうものだ」と永遠に誤解したまま、最終的には他のコミュニティの人たちにも迷惑を与えることになると思うんです。それはとてもよくないと思うんです。
地震(OSASKとほとんど関係なし)
- (2005.07.14)
- 5月の下旬頃、友人から「もうすぐ関東に大きな地震がくるかもしれない」といううわさを教えてもらいました。
- 僕は大学では「地震予測はまず不可能、だから地震がいつ来るかの研究よりも、地震が来たときに災害を最小限にするような研究のほうが有意義だ」という立場の先生から地震について勉強したので、このうわさを軽く考えていました。
- しかし確かにこのころ小さな地震がちょくちょくおきて、なんとなく不安になったので、ちょっと調べてみました。そうしたら、たまに当たるだけでほとんど外れているやつとか、当たらないとどんどん予測内容を修正して、最後に当たったことにする人とか、そういうものがたくさんあった一方で、そういうせこいことはしてないのに、かなり良さそうな相関を示しているものもありました。
- その中の一つがとても興味深かったので、K-Wikiのほうに、
- というページを作って、データを整理しています。
- このページのアクセス数がだんだん増えてきて、今ではK-Wiki内での人気No.1コンテンツになっています(それまではホームベーカリーの話題が一番人気でした)。
- 僕としては、この方法で地震予知ができるとか、地震予知の中ではこれが一番有望だとか、そういうことが言いたいわけではなくて、このページのログを読むためにK-Wikiに行ったときに、見慣れないコンテンツがあってびっくりしないでいいように、ひとまずこんなこともやっています、とお知らせしたかっただけです。
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初版日時: 2009-11-17 (火) 00:00:00
最終更新: 2009-11-17 (火) 00:00:00 (JST) (319d) by k-tan
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