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- (by K, 2004.12.28)
- 「btcf」はKHBIOS関連ツールの名前で、CF(コンパクトフラッシュ)などに入ったOSASKを起動させる補助プログラムです。
動作機種
- AT互換機でPCカードスロットがあるもの(たとえばノートパソコン)
- デスクトップパソコンでも、メモリカードスロットがたくさんついている機種がありますが、これはたいていPCカードスロット接続ではなくUSB接続されているので、たぶんbtcfでは活用できません。
- FM-TOWNSのモデルCX10以降(486以上を搭載している機種は間違いなく該当)。
- FMV-TOWNSはメモリカードスロットがどうなっているのか情報がないのでわかりません。
準備1 - CFを準備します
- 適当なアダプタさえつければ、SDカードやマルチメディアカード、メモリスティック、スマートメディア、xDピクチャーカードなども使えることを確認済みです。以下CFとして説明しますが、適宜読み替えてください。
- FAT16でCFをフォーマットします。
- 容量が32MB~2GBですと、買ったときからFAT16でフォーマットされているだろうと思いますので、フォーマットしなおす必要はありません。
- もしそれより小さい容量であったら、FAT12の可能性がありますので、pcctolなどでFAT16に初期化してください。
- デフラグをかけるか、もしくはファイルを全部消して、CFの空きの断片化を完全になくします。
- FDIMAGE0.BINを用意します。
- AT互換機の場合:
- OSASK/ATの簡単おすすめパック(uf版やcd版は駄目)をダウンロードして、その中のOSAIMGAT.BINとIMGTOL.COMを使い、
prompt>imgtol e osaimgat.bin fdimage0.bin 1440
- とします。これで1440KBのFDIMAGE0.BINができます。
- 簡単おすすめパックの中のREADMEにはOSASKやアプリの使い方が書いてあるので、読んでおくといいかもしれません。
- OSASK/ATの簡単おすすめパック(uf版やcd版は駄目)をダウンロードして、その中のOSAIMGAT.BINとIMGTOL.COMを使い、
- TOWNSの場合:
- OSASK/TOWNSの簡単おすすめパックをダウンロードして、その中のOSAIMGTW.BINとIMGTOL.COMを使い、
prompt>imgtol e osaimgtw.bin fdimage0.bin 1232
- とします。これで1232KBのFDIMAGE0.BINができます。
- 簡単おすすめパックの中のREADMEにはOSASKやアプリの使い方が書いてあるので、読んでおくといいかもしれません。
- OSASK/TOWNSの簡単おすすめパックをダウンロードして、その中のOSAIMGTW.BINとIMGTOL.COMを使い、
- AT互換機の場合:
- このFDIMAGE0.BINを準備したCFにコピーします。かならずルートディレクトリに置きます。
準備2 - btcfを準備します
- 以下のページからbtcf0cをダウンロードできます。
- http://www.afis.to/~mone/osask/osask_ml/200412/msg00015.html
- AT互換機の場合は、pcatディレクトリの中のbtcf.comとfdimg_at.binを使います。
- TOWNSの場合は、townsディレクトリの中のbtcf.comとfdimg_tw.binとfdimg_t2.binを使います。
- 1.DOS経由起動の場合
- リアルモード(仮想86モードは駄目)で動作するDOSを準備して、PCカードスロットにFDIMAGE0.BINを入れておいたCFをいれて、btcf.comを実行します。これで一瞬にしてOSASKが起動します。
- (注意)PCカードスロットにCF以外(たとえばSCSIカードやLANカードなど)が刺さっているとカードを壊してしまうかもしれないので、抜いてからbtcfを起動してください。
- WindowsのDOSプロンプトはリアルモードではないのでもちろん駄目です。
- FreeDOSとかはたぶんOKです。
- このDOSがどのデバイスから起動したかとか、btcf.comがどこに入っていたかは全く関係ありません。都合のよいデバイスを使ってください。
- DOSに各機種に依存したPCカード用のドライバを入れておく必要はありません(ソケットサービスとかカードサービスとか)。2.5KBにも満たないbtcfですが、どんな機種のカードスロットにも対応できるような自動判別型のドライバを内蔵しています。
- なおbtcfはカードスロットにCFが見当たらなかったり、もしくはFDIMAGE0.BINが見つからなかったりすると、何事もなかったかのように終了します。
- この性質を利用して、AUTOEXEC.BATにbtcfを記述することで、CFが入っていたらOSASK起動、入っていなければDOS起動、なんていうこともできます。
- リアルモード(仮想86モードは駄目)で動作するDOSを準備して、PCカードスロットにFDIMAGE0.BINを入れておいたCFをいれて、btcf.comを実行します。これで一瞬にしてOSASKが起動します。
- 2.FDからの高速起動の場合
- この方法ではDOSを使いません。FD(もしくはCDに)btcfを即時起動するブートセクタを仕込んで、すぐに起動してやろうというものです。ブートさえできれば、内蔵FDDでもUSB-FDDでも何でもかまいません(ただしPCカード接続FDDやCD-ROMは、btcfが壊しかねないので駄目です)。
- btcfをインストールしてもよいFDを用意して(中身は消えます)、
- AT互換機の場合:
prompt>imgtol w -512 A: fdimg_at.bin
- TOWNSの1232KBフォーマットの場合:
prompt>imgtol w -1024 A: fdimg_tw.bin
- TOWNSの1440KBフォーマットの場合:
prompt>imgtol w -512 A: fdimg_t2.bin
- AT互換機の場合:
- とすると必要なブートセクタとbtcfがきちんとインストールできます。
- CFをPCカードスロットに入れた状態でこのディスクから起動すれば、即座にCFからOSASKが起動します。
- (注意)PCカードスロットにCF以外(たとえばSCSIカードやLANカードなど)が刺さっているとカードを壊してしまうかもしれないので、抜いてからこのディスクで起動してください。
- もしCFが入っていなかったとか、FDIMAGE0.BINが見つからなかったなどの問題があれば、このディスクイメージは直ちにBIOSに「このデバイスからのブート失敗」を通知します。これにより、HDDなどの後続のブートデバイスから任意のOSが起動することになるでしょう。
- そんなわけで、このFDとCFを入れるとOSASKが、いれなければWindowsやLinuxが起動、のようなことができるわけです。ちょっとだけKHBIOS気分ですね。
- 実はこのディスクイメージはFAT12との互換性のために無駄があるんですが、それをなくせばさらに速くできます。まあでも0.5秒くらいしか変わらないので、特に準備はしていません。
こめんと欄
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初版日時: 2004-12-28 (火) 14:08:15
最終更新: 2009-11-17 (火) 00:00:00 (JST) (349d) by k-tan
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