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1: 2009-02-21 (土) 23:40:13 ソース 2: 2009-02-22 (日) 00:42:07 ソース
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--A:ウイルス情報の統計などでおなじみのIPAが2000年からやっている事業で、要するに日本のIT技術者を育成するために(初期の頃は産業を活性化するために)個人のソフトウェア開発に対して、その開発費用を援助するという制度です(ユースは2002年から)。費用以外にもいろいろ援助してくれます。 --A:ウイルス情報の統計などでおなじみのIPAが2000年からやっている事業で、要するに日本のIT技術者を育成するために(初期の頃は産業を活性化するために)個人のソフトウェア開発に対して、その開発費用を援助するという制度です(ユースは2002年から)。費用以外にもいろいろ援助してくれます。
-Q:未踏と未踏ユースの違いはなんですか? -Q:未踏と未踏ユースの違いはなんですか?
---A:未踏ユースには予算上限300万円というのがあります。未踏はそれよりも大きな金額の予算であっても必要なら認められます。ユースはハイレベルな提案の多い未踏にいきなり挑戦するのは、若い人があまりにかわいそうだということで、未踏の予備校みたいな感じで創設されたものです。年齢制限がありますが、大きなプロジェクトはみんなユースではないほうへ行くので、競争のレベルが下がり、同じ内容でも採択されやすい傾向があると思います。 +--A:未踏ユースには予算上限300万円というのがあります。未踏はそれよりも大きな金額の予算であっても必要なら認められます。ユースというのは、ハイレベルな提案の多い普通の未踏にいきなり挑戦するのは若い人があまりにかわいそうだということで、未踏の予備校みたいな感じで創設されたものです。年齢制限がありますが、大きなプロジェクトはみんなユースではないほうへ行くので、競争のレベルが下がり、同じ内容でも採択されやすい傾向があると思います。 
---なお、一度でもユースではない普通の未踏に採択されると、既に十分な実力があると見なされて、ユースに応募する資格を失います。また、ユースで一度でも採択された人は、やはりもう一度ユースに応募することはできません。次はユースではない方に挑戦してください、というIPAの意志です。+--A:なお、一度でもユースではない普通の未踏に採択されると、既に十分な実力があると見なされて、ユースに応募する資格を失います。また、ユースで一度でも採択された人は、やはりもう一度ユースに応募することはできません。次はユースではない方に挑戦してください、というIPAの意志です。
*** (2) *** (2)
-Q:どんなふうにこの制度を利用したらいいですか? -Q:どんなふうにこの制度を利用したらいいですか?
---A:こう考えればいいと思います。あなたが何かソフトウェアを開発したいと思っているとします。+--A:こう考えればいいと思います。あなたが何かソフトウェアを開発したいと思っているとします。そうしたら、そのプログラムを作るのに一体どれだけの費用がかかるか計算してください(後述)。そしてそれをテーマ提案書の形にまとめて応募してみてください。・・・そうすれば、それが採択に値するプロジェクトかどうか向こう(要するにIPA側)が判断してくれます。ダメならダメでいいじゃないですか。応募するというのはそれだけでいい経験ですし、失うものは申請に必要な手続きの手間だけです。そもそも応募したということさえ、勝手に公開されることはありません(採択された場合は公開されます)。だから自分から言わない限り恥をかくということもないのです(そもそも不採択が恥ずかしいことだなんて僕は思いませんけどね・・・何もしないほうがもっと恥ずかしいことだと思いませんか?)。 
 +--A:どんなソフトウェアを作るつもりにせよ、それは採択されてもされなくてもどちらにしろ作りたいからあなたは作るのです。それなのに採択されれば、好きなソフトを開発しているだけなのに、おまけでなんと(結構高額な)お金までもらえるわけです。とてもいいと思いませんか?それがいいプログラムであってもなくても、とにかくIPAはそれが気にいってお金まで出すと言っているんです。だからもらえばいいんです。あなたがもし遠慮して応募しなければ、他の(たぶんあなたの提案よりも劣った)テーマが採択されるだけです。そんなのっていいことだと思いますか?だから面倒じゃないなら是非応募してください。そして採択されたら遠慮なく受け取ってください。それで十分です(と僕は思っています)。 
 +-Q:どうやって予算を決めたらいいでしょうか? 
 +--A:まずそのプログラムを作るためにどれだけの時間をかけるつもりなのかを考えてください。たとえば毎日2時間、土日はどちらか一方だけ10時間がんばるということにしましょう。つまり週に2x6+10=22時間ということです。これでもし採択期間6ヶ月なら合計572時間です。未踏や未踏ユースに採択されるほどの実力者なら、時給2000円とか言ってもそんなに生意気ではないでしょう(というか仮に生意気だと思われたとしても問題ないです・・・後述)。ということで、人件費114.4万円というということができます。さらにプロジェクト管理組織に60万円くらい払う必要がありますのでこれを足します。また、予期しない出費への予備費として30万円くらいを予算として準備しておくのは悪くはないでしょう。合計で200万円くらいにはなります。もしPCなどを買う必要があれば、それも費用として予算に入れられます。もし夏休みなどにもっとがんばる予定があれば人件費はもっと多く見積もっておくべきですし、時給は3000円でもいいかもしれません。その辺はよく分かりません。適当に決めちゃえばいいと思います。 
 +--A:というのは、仮に予算請求額がめちゃくちゃでおかしくても、それは採択か不採択かにはあまり関係ないのです。おかしければ、採択直前に、これは○○円くらいでできると思うんだけど、減額しませんか?と打診があるはずです。それで再検討して必要なら修正すればいいのです。それに結局予算を全部使わないでも完成してしまったら、それはそれでいいのです。使わなかった分は受け取らないだけです(受け取れないだけです)。予算というのはそういうものですから。しかしもしたとえば予算100万円だったけど、実際にやってみたら120万円かかってしまった(=それくらい開発時間がかかったとか)でも、予算以上には請求できないのです。だからちょっと生意気だと思っても、予算は多めに計算しておくべきだと僕は思います。 
 +--A:予算の請求がいい加減でも初期の採択不採択の判定に影響しないのは、たぶんIPAが応募者にそんなことで悩んで時間を無駄にしてほしくないからなんだと思います。だって僕たちは自分の能力が時給でどのくらいかなんて正確にはかる方法を知らないほうが普通だと思います。それで妥当で正確な見積もりなんかできるわけないんです。そんなことで優劣をつけるつもりはないんです(見積もり能力コンテストじゃないんですから)。そういうことなんだと思います。 
-(書き途中) -(書き途中)

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